ニッカウヰスキーの創業90周年を記念してリリースされる「ニッカ ナインディケイズ」は1940年代から、2020年代まで９年代にわたる６蒸溜所・工場の多様な原酒を厳選してブレンドしているそうです。
今回はこのニッカ ナインディケイズはどんなウイスキーかご紹介いたします。
ニッカウヰスキーについて
皆さんご存知のニッカウヰスキーはシングルモルト余市、宮城峡をはじめブレンデッドモルトの竹鶴やセッション。そしてコスパ最強のブラックニッカシリーズが有名です。
コアなファンも多いフロム・ザ・バレルはあいかわらずの入手難易度ですが、それでも希望小売価格で入手しやすいボトルですね。
国内に余市・宮城峡、西宮、門司・鹿児島そしてスコットランドにベンネヴィスを所有しています。
ニッカ ナインディケイズの味の特徴
使用される原酒は1940年～2020年代、余市・宮城峡・ベンネヴィスのモルト原酒。1980年～2020年代、西宮・宮城峡・門司・鹿児島のグレーン原酒をブレンドして造られています。
テイスティングノート
香り：アップルパイやレーズンのような濃密な甘さ、トーストを思わせる香ばしい樽熟成香、穏やかなスモーキーさ、アンティーク家具のようなどこか懐かしいレトロな香り、多様な芳香が複雑に重なり合い、まるで原酒が静かに眠る貯蔵庫の中にいるような気分にさせてくれる。
味わい：芳醇で厚みのある樽感をベースに、シナモンを思わせるスパイシー感、ローストナッツ、ダークチョコレートのようなコク、ピートのビターさ、アプリコットジャムやメイプルシロップのような甘さを伴い、暖炉の前にいるような温もりを感じる。
フィニッシュ：穏やかなピート、深いコクと甘酸っぱさを伴った、重厚で心地良いビター感が長く続く。
おすすめの飲み方
おすすめの飲み方はストレート、ロックがおすすめ。
ニッカウヰスキー最高峰のボトルリリースですので、ストレートやロックでゆっくりと味わいたいですね。宮城峡のフルーティさに余市の穏やかなピート、そしてグレーンの柔らかな甘さが心地よいでしょうね。
榎商店STAFFより
さて今回の「ニッカ ナインディケイズ」は7月に1000本、10月に1000本の限定数でリリースされるようです。
歌手で俳優の福山雅治さんが「創業90周年**ニッカ**ウヰスキーの日本のスペシャルアンバサダーに就任決定」されたようで、またウイスキーの盛り上げにひと役買ってくれそうですね。
そしてこのナインディケイズは木箱に入り、ボトルに伝統工芸の「江戸彫り」の技法で1本1本丁寧にロゴが掘られているようです。
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