アラン ドゥエロ ディスカバリー シグネチャーシリーズエディション3を飲んでみた感想

ロックランザ蒸溜所からリリースされているアランのシグネチャーシリーズ エディション3「ドゥエロ ディスカバリー」を入手しました。

では早速アラン ドゥエロ ディスカバリー シグネチャーシリーズエディション3の味わいの感想や魅力をお使えできればと思います。

アラン ドゥエロ ディスカバリー シグネチャーシリーズエディション3の感想

レムナントレネゲート、バレルボンファイアに続いてシグネチャーシリーズ4部作の第三弾がこの「ドゥエロ ディスカバリー」なんですが、今回はワイン樽熟成となっているようですね。

では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

公式のArranオフィシャルからテイスティングノートを引用してみます。

最初にファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽で6年間熟成した後、ファーストフィルの スペイン北部のドゥエーロ川沿いのワイン生産地域のワインを熟成した樽に移され、蒸留所マネージャーのスチュワート・ボウマンの監視の下、さらに6年間熟成されています。

香り：カラメル化したフルーツとヘーゼルナッツで明るい。塩キャラメルとピリッとしたグレープフルーツの皮のわずかなノート。
味わい：フルボディ、たくさんの複雑な口当たり。ダークレッドのベリーとクリーミーなバニラを添えたオークフォワード。少しの生姜、甘いスパイス、アニス。
引用元：Limited Edition Whiskies

それでは早速実際に飲んだ感想を書いていきます。

アラン ドゥエロ ディスカバリー シグネチャーシリーズエディション3 ストレート

香りはカラメルのようなコクのある甘さ、少し寒酸味を感じるフルーティさに若干の香ばしいナッティさと公式テイスティングノートどおりに感じられますね。あと少しオリーブオイルの香りのようなオイリーさを私は感じました。

基本的には後熟のワイン樽の香りが柔らかく広がる印象ですが、奥にバニラのノートといった甘いバーボン樽由来の香りも感じられていいですね。

口に含むと酸味がしっかりとしてて、そこから甘いベリー系のフルーティな味わいが広がり、少しナツメグやカルダモン、最後にはやはり香り同様にバニラの甘みがありますね。

12年熟成とは思えないほど複雑な味わいなんですが、飲んだ後にスッキリとさえ感じる味わいがいいですね。余韻は甘みが強く、プラスベリー系の酸味という感じです。

アラン ドゥエロ ディスカバリー シグネチャーシリーズエディション3 ロック

ロックにしてもさほど感じ方が崩れたようには思えませんね。しっかりとした甘み、若干酸味は弱まった気がしますが、スパイシーさがそれを保管したような印象を受けました。

少し氷が溶けると甘みが増したかな。バニラの甘味というよりもフルーティな甘さをしっかりと感じます。そしてビターさが出てきますね。

しかしマイナスイメージではなく、このビターさで案外ロックでもスッキリと楽しめます。

アラン ドゥエロ ディスカバリー シグネチャーシリーズエディション3 ハイボール

ストレートを飲んだ時に「これはハイボールで美味しい」と思ってました。実際に飲んでみると穏やかな甘味とスッキリとした酸味で美味しいんですが、ちょっと渋味を感じる方も多いかもしれません。

凄くさっぱりとしたフルーティさで良いんですが、最初の一口、二口あたりは余韻の渋味が目立ったように思います。

飲み進めてくると酔からなのか慣れなのか、全く気にはならなくなりとても美味しいハイボールになりましたが、ちょっと実際に皆さんの意見も聞きたい気がしました。

アラン ドゥエロ ディスカバリー シグネチャーシリーズエディション3個人的評価

さて今回飲んだ「アラン ドゥエロ ディスカバリー シグネチャーシリーズエディション3」は私はオールマイティに楽しめました。

バランスよく味わえるストレートに甘味が強まるが複雑味はストレートに劣るロック。少し渋味を感じるものの甘くフルーティながらスッキリとした味わいのハイボールという感じです。

やはりこのシリーズはハズレ無しですね。私が飲んでいるのは先行で流れてきた並行品ですが、近々多くの酒販店でリリースが来ると思いますので、さっぱりしたフルーティさが楽しめるのでかなりおすすめのボトルだと思います。

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