アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1 レビュー

ロックランザ蒸溜所からリリースされているアランのシグネチャーシリーズ エディション1「レムナントレネゲート」を入手しました。

では早速アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1の味わいの感想や魅力をお使えできればと思います。

アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1の感想

いつ販売開始になったのかも実はわからなくて、偶然にも入手できたわけなんですが、ちょっと調べてみたところ、蒸留を始めてから2017年までのわず数年で、アラン全体の元シェリーホグスヘッド、元シェリーバット、元バーボンバレルの残りの樽をマリッジさせたボトルのようです。

このシグネチャーシリーズも「エディション1から始まり」という記述があるので、エディション2以降もリリースされそうですね。

では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

公式のArranオフィシャルからテイスティングノートを引用してみます。

香り:トフィーアップル、バニラ、シナモンスパイス、本当に清潔で目立つオレンジブロッサムノート、スターアニス。
> 味わい:絹のような滑らかでバランスのとれた、軽い甘草、メントールハーブ、蜂蜜。
引用元:Limited Edition Whiskies

それでは早速実際に飲んだ感想を書いていきます。

アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1 ストレート

アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1 ストレート

香りはまずバーボン樽由来のバニラ香がグッときますね。その後にオレンジのような甘酸っぱいフルーツ香、シロップのような甘い香りに続きます。ちょっとシナモンのようなスパイスも感じ取れますね。

最初こそバーボンっぽい香りを感じましたが、嗅いでいると段々と優しい甘い香りに包みこまれたオレンジという感じですかね。

口に含むと優しく滑らかな口当たり。そしてハチミツや甘草の甘さに包みこまれ、最後に少しほろ苦さとスパイスが現れ、ほんのりと感じる甘さとともに長く続きます。

もうこれストレート一択で良いんじゃないかという美味しさ。段々とレーズンのようなフルーティさも感じられ、たまらない美味しさです。

アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1 ロック

アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1 ロック

ロックにするとやはりビターさが結構現れますね。甘味もありますがビター感とスパイスがハッキリとした印象でトゲトゲしくなったように感じました。

ただストレートよりも余韻のビターチョコ(カカオ80%以上)のような感覚は好きな方もいるかと思います。

氷が溶けてくると幾分マイルドにはなりますが、様々な味わいの輪郭がくっきりした印象を受けたので、私はロックはあまりおすすめしません。

アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1 ハイボール

アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1 ハイボール

ロックを飲んだ後でハイボールにしてみました。
あまり期待してはいなかったハイボールですが、思いの外「アリかな」と思っちゃいました。

ふわっと感じるレーズン香に爽快な炭酸の刺激とスパイシーさ、そしてそれらが刺々しくなくスッと入ってくるんですよね。

思ってたより全然美味しい。もっとビターで苦みの強い味わいを想像してたのですが、結構濃く作ったにも関わらず爽快さと優しいフルーティさを併せ持つハイボールですね。

アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1 個人的評価

さて今回飲んだ「アラン レムナントレネゲート シグネチャーシリーズ エディション1」はまぁストレートで飲むのが無難です。

ハイボール好きの方はハイボールで飲んでも結構楽しめるかなと思いました。ただストレートの美味しさには到底及びません。

アラン好きの方は多いと思いますので、そういう方でポートやソーテルヌ、アマローネなんかに手を出している方は絶対飲んだほうが良いボトルですね。

もしかするとエディション1は流石にこれからは厳しいかと思いますので、今後のエディション2に期待して待ちましょう。

   

アラン レムナント レネゲード シグニチャーシリーズ エディション1 700ml 46度

 

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