日本市場のバーボンの中でも有名さで上位に入る「フォアローゼス」。ここではフォアローゼスの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
フォアローゼスの歴史と蒸留所
フォアローゼスは4本のバラの意味で、創業者ポール・ジョーンズと妻の4本のバラにまつわる話はあまりにも有名です。
ポール・ジョーンズが一目惚れした女性にプロポーズを行い、女性は「お受けするなら次に会う時に4本のバラのコサージュを付けてきます。」と、そして再開の時に彼女の胸には4つの真紅のバラが付けられていたのだとか。
フォアローゼスの商標登録は1888年、その後1940年代後半にシーグラム社が買収、この事でシーグラム社のノウハウが入り他のバーボンとは異なるウイスキー造りが続けられる。
フォアローゼスの種類と味の特徴
フォアローゼス バーボン
最低5年以上熟成された原酒をヴァッティングしたケンタッキーバーボン。
香り:洋ナシとリンゴの香りがするさわやかな新鮮な果物。
味わい:優しいスパイスとハチミツを使ったフローラルエッセンス。
フィニッシュ:滑らかで、長く、心地よい
フォアローゼス ブラック
個性あふれる香りをもった原酒を選び抜き、やや長めの熟成にこだわった、スパイシーな味わいと熟した果実香やオーク樽の香りが調和した日本限定のフォアローゼズ。
香り:まろやかなスパイス、オークが醸し出す柔らかな甘さとキャラメルのほのかな香り。
味わい:芳醇で柔らかな味わい、ナツメグやシナモンのほのかなスパイス感。
フィニッシュ:柔らかくなめらかに続く心地の良い長めの余韻。
フォアローゼス スモールバッチ
マスター・ディスティラーのジム・ラトリッジが熟成のピークに達した樽の中から、完璧なバランスを持つスモールバッチ・バーボンをつくるのに適したフレーバーの異なる4樽を選びブレンド。
香り:スイートオークとキャラメルの香りがする豊かな果物。
味わい:熟した赤い果実と乾燥スパイス。
フィニッシュ:柔らかく、滑らかで、心地よく長い。
フォアローゼス シングルバレル
テイスティングして厳選した1種の原酒だけを一樽ずつボトリング。複雑で力強いボディを持つと同時に柔らかく芳醇な味わい。
香り:ドライスパイス、梨、ココア、バニラ、メープルシロップ。
味わい:熟した梅とチェリーのヒント。
フィニッシュ:滑らかで繊細に長い
フォアローゼス スモールバッチセレクト
豊かな味の深さとバレルに近い体験を提供する104プルーフ、ノンチルフィルターバーボン。
香り:ラズベリー、クローブ、ナツメグ。
味わい:アプリコット、ベリー、バニラ、ライトオーク。
フィニッシュ:シナモンの軽いタッチで残るスペアミント。
フォアローゼス プラチナ
時間をおしみなくかけ熟成させた限りある原酒だけを贅沢に使って生まれる驚くほどに洗練されたとろけるような味わいと長い余韻が特徴の日本限定のフォアローゼズ最上級品。
香り:スパイスの複雑な香りと洋梨、バニラの香り。
味わい:完熟したプラムとチェリーが柔らかく調和したフルボディの味わい。芳醇なオーク感、キャラメルを感じさせる。
フィニッシュ:重厚でとろけるような長い余韻。
フォアローゼスのおすすめの飲み方
フォアローゼスのおすすめの飲み方は、なめらかで華やかな甘みのある味わいが特徴を感じやすいストレートかロックがおすすめです。
カクテルにするならフォアローゼス スモールバッチはサマータイムやブラックベリーセージジュレップをフォアローゼス シングルバレルならクランベリーシトラスやコリンズをお試し下さい。
フォアローゼスの選び方
今回紹介したフォアローゼスのおすすめはまず日本限定のブラックを飲んでみて、そこからシングルバレルやプラチナでハマる方が多いようです。
スタンダードに比べ濃厚で味わい深いフォアローゼスを堪能していただけるボトルとなっています。
榎商店STAFFより
フォアローゼスの創業者ポール・ジョーンズさんと奥様の話はロマンチックで甘いお話ですよね。そういった甘美さがフォアローゼスの味わいとなっています。
今回榎商店が一押ししているスモールバッチやシングルバレルは樽同士のブレンドをせずに熟成のピークに達した選ばれし一樽を瓶詰めしているので、美味しくないわけはないですよね。
最後にYoutubeで当店スタッフがフォアローゼスの解説動画をアップしているので御覧ください。
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