ベンロマック バージンオーク キルンドライ 2012の特徴を解説

ベンロマック コントラストシリーズの1つ「ベンロマック バージンオーク キルンドライ 2012」。日本でも10月初旬ころから見かけられると思います。

今回はこのベンロマック バージンオーク キルンドライ 2012はどんなウイスキーかご紹介いたします。

ベンロマックについて

ベンロマック蒸留所は1898年にフォレスに創業しますが1983年に閉鎖します。その後1993年にゴードン&マクフィル社がオーナーとなり創業100周年となる1998年に生産を再開しています。

上質なスコットランド産の大麦と湧き水を使用し経験豊かなディスティラーが作るベンロマックはその殆どがバーボン樽とオロロソシェリー樽を使って熟成されています。またソレラ方式を採用していることでも知られています。

ベンロマックのフラッグシップボトルである「ベンロマック10年」は深いシェリーの香り、フルーツとナッツのチョコレート、繊細なスパイス、青りんご、かすかにピートと煙。味わいは果汁たっぷりのラズベリー、シェリー、クリーミーな麦芽、ほのかにピート香が感じられます。

ベンロマック バージンオーク キルンドライ 2012の特徴

ベンロマック バージンオーク キルンドライ 2012

今回のコントラストシリーズは樽の乾燥工程での味わいの違いに注目しリリースされています。キルンドライとはキルン(炉)で通常3年の自然乾燥を要するところを、2年間自然乾燥させた木材をキルンで短期間乾燥し1年間の短縮を行っています。この樽で熟成したものがキルンドライ 2012、自然乾燥で3年間の乾燥させた樽で熟成されたものがエアドライ 2012として同時にリリースされます。

テイスティングノート

ワックスが掛かったレモンの皮、アップルトフィー、甘い干し草、モルトビスケット。クリーミーな風味に、トロピカルパイナップル、大麦シュガー、フレッシュライムやジンジャーを感じる。オークのニュアンスと共に、奥の方からメントールが現れる。スモークの甘さがいつまでも続く。

おすすめの飲み方

おすすめの飲み方はストレート、ロックがおすすめ。

上記テイスティングノートの香りと味わいはストレートでのテイスティングノートですので基本と考えていただいて、ロックにした場合はクリーミーさが増し、甘くフルーティな味わいがより感じられます。

榎商店STAFFより

ベンロマック バージンオーク キルンドライ 2012は10月初旬頃から日本市場で見かけることと思われます。

ただ今回のベンロマック バージンオーク キルンドライ 2012は単体でも楽しめますが、同時リリースのベンロマック バージンオーク エアドライ 2012と飲み比べするとより樽の乾燥工程での違いなどが感じられ楽しめると思います。

榎商店でもベンロマックの様々なボトルについて何か情報が入りましたらXでお知らせいたしますので、よろしければ榎商店Xアカウントのフォローをよろしくお願いします。

 

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