ボウモア12年・15年・18年飲み比べ

初めて購入したボウモア12年からボウモア15年、ボウモア18年ディープ&コンプレックスの3本を初心者ながら飲み比べをしてみました。

おそらく殆どの方がボウモア12年を購入し、そこから次に15年にするか18年にするかで迷うと思うので、そのあたりも書ければと思います。

ボウモア12年と15年そして18年D&C ストレート比較

ボウモア12年・15年・18年 ストレート比較

まず香りの違いを取り上げてみると、ボウモア12年はスモーキーな香りが若々しくレモン(柑橘)のニュアンスを感じます。ボウモア15年やボウモア18年ディープ&コンプレックスになるとスモーキーさが穏やかになります。

その代わりにシェリー樽での熟成感といいますか、ビターな香り、若干のゴムっぽさも感じました。

味わいはボウモア12年は甘味とスモーキーさ、そしてやはりレモンのような柑橘系の酸味を感じます。磯の香りというか塩っ気もありますね。ボウモア15年になると、12年にシェリー樽で3年追加熟成しているので、なめらかな舌ざわりにほんのり甘味があります。スモーキーさはふんわりとした感覚ですね。

ボウモア18年ディープ&コンプレックスの味わいは、甘味とスモーキーさのバランスがよくてレーズンも感じられフルーティさのなかにほんのりと香るスモーク感が良いです。

ボウモア12年と15年そして18年D&C ハイボール比較

ハイボールは完全にボウモア12年が一番美味しいと思います。

というのもボウモアを購入する時点でスモーキーなハイボールが飲みたい。そこに15年や18年ではスモーキーさは大人しいんです。まぁ「15年や18年をハイボールにするなよ!」と言われればそれまでですが、宅飲みで殆どストレートは飲まない方はボウモア12年1択ではないかな。

それ以外におすすめのケースはアイラ系があまり得意でない方で、シェリー樽熟成のウイスキーが好きという方が飲むハイボールとしてボウモア18年ディープ&コンプレックスは美味しいと思います。

どれが好みだったか

私の個人的な感想ですが、私自身ストレートも飲みますが、食中にハイボールを楽しむのがメインなので「ボウモア12年」が入手しやすさも含め一番かなと思いました。

もちろんボウモア15年、ボウモア18年ディープ&コンプレックスも非常に美味しいです。感覚的にはボウモア15年はちょっと別物という印象を持ちました。実際シェリー樽熟成ウイスキーが好きな方は多いと思いますし、そういう方がアイラモルトに挑戦するキッカケとしてボウモア15年は非常におすすめだと思います。ただ若干ビター感が強い気がしました。

今回飲み比べしたボトルはボウモア18年ディープ&コンプレックスだったので、ボウモア18年を飲んでみたくなりましたね。

まぁディープ&コンプレックスはかなり美味しいボトルで、甘味もビター感もバランスよく感じられますし、ふんわりと香るスモーキーさもいいです。
一日の終りに最後の〆としてストレートで飲むと最高です。

ボウモア 12年 40度 700ml

ボウモア 15年 シェリーカスクフィニッシュ 43度 700ml

ボウモア 18年 ディープ&コンプレックス 43度 700ml

 

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