先日ラガヴーリンを購入しようかと思い、そういえば「クラシック オブ アイラ」は非公表ながらラガヴーリン シングルモルトだと言われているので購入してみました。
それでは今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
クラシック オブ アイラの感想
まずこの「クラシック オブ アイラ」はフィンラガンやアイリーク(イーラッハ)で有名なヴィンテージモルトウイスキーが造っているボトルで、輸入元はスコッチモルト販売さんですね。
しかも噂では中身はラガヴーリン15年とも言われてて、しかもカスクストレングスの58%で1万円を切るお値段は流石にヤバいですよね。
ちょっと本当にラガヴーリンの長期熟成なのか検証も含めて飲んでみたいと思います。
では公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
ヴィンテージモルトウイスキーのオフィシャルではクラシック オブ アイラの紹介はなかったので、販売しているSaketryさんの紹介文を引用したいと思います。
最も知名度の高いアイラモルト。島南岸に位置し、そのパワフルで強烈なピート香の 味わいは、「銘酒中の銘酒」と詠われるほど愛好家をうならせる。
薬品臭さ、潮の香り、ほのかに甘く強烈なスモーキーさが力強くて飲み応えがあり、ヨード臭と潮の風味のバランスが絶妙。フィニッシュはドライでスパイシー。ラベルに蒸溜所名こそ書いてありませんが、独立瓶詰業者のリリースがほぼ絶えた希少なシングルモルトです。
引用元:Classic of Islay 700ml
紹介文にはラガヴーリンにつながるヒントが幾つも隠されていますね。ただあくまでも蒸留所名は非公開です。
では実際に飲んだ感想を書いていきます。
クラシック オブ アイラ ストレート
香りは香ばしいモルト香にピートスモーク、強すぎないヨード感に潮風を感じる香りは間違いなくラガヴーリンの香りですね。島の南岸にある蒸留所といえばアードベッグ、ラフロイグもそうですが、ヨード香の感じ方がラガヴーリンに酷似しています。
香りからの想像ですが、確かに若すぎない熟成した香りを感じますね。それこそ8年よりは16年に似ている気がします。
飲んでみると、カスクストレングスで非常に味わいが濃く、勿論アルコールのアタックもありますが、それ以上に甘く、まろやかなピートスモークに包み込まれるような感覚。本当にラガヴーリン15年なのだろうかと思わされるくらいの美味しさです。
シェリー樽熟成原酒が使われているのかフルーティさもありますね。甘く少し柑橘感も感じるフルーティさに熟成されたドライフルーツのような味わい、それらをマイルドにピートスモークでコーティングしたような味わい。余韻も甘さとスモークが非常に長く続きます。
めちゃくちゃ美味しいですね。これは何本か買っておきたいと思いました。
クラシック オブ アイラ ロック
ロックにすると氷で冷えた段階では甘みが引っ込んでドライでビターな味わいになりました。氷が少し溶けてくるとまた甘みが少し出てきた気がします。
アルコール感は随分と弱まりますが、少し味わいが単調になったかなと思います。
クラシック オブ アイラ ハイボール
ハイボールは柑橘感とドライでスモーキーな味わいで、少し潮っ気も感じられとても美味しいですね。
やはり58%のカスクストレングスなので、飲みごたえ抜群の味わいでめちゃくちゃ美味しいです。
クラシック オブ アイラの個人評価
おすすめの飲み方はストレートもしくはハイボールですかね。ただ濃厚なラガヴーリンの味わいが楽しめるストレートをおすすめします。
このボトルは送料込みで1万円を切るくらいの価格で購入したのですが、今のオフィシャルラガヴーリンと比べ遜色ない美味しさというか、カスクストレングスなのでめちゃくちゃ美味しいです。
オフィシャルの価格が上がっているのと、最近ではなかなか見かけなくなったラガヴーリンのボトラーズと言うことで、ラガヴーリン好きの方は絶対購入しても後悔はしないと思います。
ラガヴーリンのカスクストレングスといえばスペシャルリリースになるのかと思いますが高いですからね。それをこの価格で味わえる「クラシック オブ アイラ」は偉大なボトルですね。認知度があがればめちゃくちゃ人気になると思います。気になった方は今のうちに購入するのがおすすめかと思います。
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