ボトルのえくぼのような凹みが名前の由来である「ディンプル」。今回はディンプルの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
ヘイグ家について
ヘイグというボトルをご存知でしょうか、このディンプルもヘイグ家が作るブレンデッドウイスキーで、ヘイグ家がウイスキー造りを始めたのは1627年。その後18世紀後半にはローランド地方を中心に幾つかの蒸留所を経営します。
1782年にはエジンバラのキャノンミルズに当時では最大級の蒸留所を建設。1824年にはファイフ地方にキャメロンブリッジ蒸留所を建設します。ここではロバート・スタインの連続式蒸留機を導入しグレーンウイスキーも造られ本格的なブレンデッドウイスキーの生産が始まります。
そこで登場したのがディンプルなんです。ディンプルはグレンキンチー、グレンロッシー、ノッカンドゥ、マノックモアなどのモルト原酒とキャメロンブリッジのグレーン原酒が使われています。
ディンプルの種類と味の特徴
ディンプル12年
香りはヴァニラ、アーモンド、マンダリン、サンダルウッド、モカ、フレッシュアップル。やや甘めで、甘苦いモカ、フルーティかつピーティで口中が温まるような味わいが特徴です。
フィニッシュは甘く、フルーティさ続き、サンダルウッドの残り香。
容量700ml・アルコール度数40度
ディンプル ゴールデン セレクション
ゴールデン・セレクションは、15年の後継品でバニラ、レーズン、杏、カカオといった香りに口当たりはやわらかく、麦の甘味やレーズン、モカそしてスパイシーさも感じられます。
容量700ml・アルコール度数40度
ディンプルのおすすめの飲み方
ディンプルのおすすめの飲み方はロック、そしてハイボールがおすすめです。ロックにすると甘く少し香ばしさを感じる香りに甘味と苦味が調和するとても複雑で美味しく飲めます。
ハイボールはよりピーティなニュアンスが感じられ、甘味もしっかりとしているので濃く作って楽しみましょう。
ディンプルをおすすめする方
ディンプルは特に珍しいという事もなく、酒販店で見かけることも多いと思います。ただ日本では際立って紹介する方も少なく初心者の方には聞き慣れないボトルかもしれません。
12年熟成のブレンデッドウイスキーの中でも非常に穏やかで飲みやすいディンプルは初心者から上級者まで幅広いニーズに対応できているボトルです。
また中核であるグレンキンチーをよく飲まれている方には、より楽しんでいただけると思います。
えのき商店 STAFFより
グレンキンチーが中核にしているディンプル。味わってみるとフルーティさピーティさが共存しているというのは凄く気になりませんか?
ディンプル12年はより飲みごたえもありつつ甘く、モルトもしっかりと感じられるボトルなので興味がある方は一度手にとってみてはいかがでしょうか。
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