グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド レビュー

大好きなグレンドロナックのピーテッド原酒を使用した銘柄という事で凄く期待して購入しました。果たしてピートはほんのり香る程度なのか、それとも…

では今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

グレンドロナック トラディショナリー ピーテッドの感想

私は結構グレンドロナックが好きで、これまで12年・18年と飲みましたがシェリー樽熟成の銘柄の中でもトップクラスに美味しいと思っています。

今回の『トラディショナリー ピーテッド』はピートのが感じられるということで、アイラ好きの私には正に2物を与えたウイスキーなのではと思っています。

ちなみに熟成樽の構成はペドロヒメネスシェリー樽、オロロソシェリー樽、ポートワイン樽で熟成されたピーテッドモルト原酒をヴァッティングしているそうです。

早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

伝統的なハイランドのピーテッド麦芽を使用、シェリー樽熟成の芳醇な香りと味わいを組み合わせた珍しいピーテッドウイスキー。

香りは挽いた大麦とバニラ、トフィー。シナモンシュガーとピート。味わいはオークのスパイスとヘザーハニーの甘味。ローズヒップや大麦の甘さに白胡椒のスパイス。ピートの香りと煙は繊細な深みとドライさを感じさせます。
引用元:GlenDronach GlobalPeated – GlenDronach Global

注意:翻訳にはGoogle翻訳を使っているので、若干の違いはあるかもしれません。またオフィシャルにはトラディショナリーピーテッドの紹介がなかったため、ピーテッドを参考にしています。

グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド ストレート

グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド ストレート

まずは香りですが蜂蜜、麦、ドライフルーツ、奥にスモークを感じました。ピートといってもアイラのような磯臭い感じではなく、少しミーティさを感じるようなスモーク&ピートですね。

飲んでみるとシェリー樽由来のドライフルーツと蜂蜜の甘さ、若干オレンジピールのような柑橘っぽさ、ダークチョコ、そしてシナモンやクローブといったスパイスにやさしいスモーキーさが余韻で続く印象です。

甘味をまとったスモーキーさが心地よく、非常に美味しいです。臭いというよりも香ばしいと感じるスモーキーさですね。

グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド ロック

グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド ロック

ロックにしても甘味は強く、余韻のダークチョコ感が増した印象を受けました。その分ピートは若干弱まった気がします。

これはこれで美味しいですが、ロックで飲むならグレンドロナック12年でいいのではと思いました。

グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド ハイボール

グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド ハイボール

ハイボールは不味くはないですが、ワイン樽が表面に現れた渋味と本当に微かな煙という感じでグレンドロナック トラディショナリー ピーテッドの良さは私には感じられず。

ハイボールにするには勿体ないですね。飲み方はストレート一択かなと思います。

グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド 個人的評価

さて今回のんだ『グレンドロナック トラディショナリー ピーテッド』の評価と致しましては、甘味も強くスモーキーさもそこそこ感じられストレートで飲むと凄く美味しかったです。

ただアイラのシェリー樽熟成ボトルを結構飲んでいる方にとっては、若干可愛らしいスモークだなと感じるかとは思いました。

そもそもピートがアイラのそれとは違い、含む成分からヨードのような強烈さはないですし、本当にやさしく包んでいるなぁという印象。ただ甘味がしっかりしているので食後酒としてデザート感覚で味わえる1本です。

私は結構好きですね。ただグレンドロナック トラディショナリー ピーテッドは今後ストレートでしか飲みませんが。

グレンドロナック トラディショナリーピーテッド 48度 700ml

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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