少し煙い格安ブレンデッドウイスキーとしてファンが多い「ホワイトホース」。日本限定でホワイトホース12年もありますが、今回はホワイトホースを構成するキーモルト(原酒)の解説をしていきます。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
ホワイトホースの特徴とキーモルト
ホワイトホースのキーモルトは
- ラガヴーリン(アイラ)
- オルトモア(スペイサイド)
- クライゲラキ(スペイサイド)
- グレンエルギン(スペイサイド)
上記4つを特にキーモルトとして多種のモルトとグレーンをブレンドして造られます。
キーモルト1:ラガヴーリンの特徴
香りはピートとスモーキーさがガツンと来ますが、バニラの甘い香りと磯のような潮感も感じます。味わいは甘味と塩っぽさ、そして爆発的な煙という感じですね。
おすすめ:ラガヴーリン16年
キーモルト2:オルトモアの特徴
フレッシュでかすかに感じられるスモーキーさ。華やかでスパイシーさがある複雑な味わい。繊細でドライ感のある深い余韻。
おすすめ:オルトモア12年
キーモルト3:クライゲラキの特徴
オレンジトフィーやナッツの香り。芳醇なハチミツのようなまろやかさとフルーティーな味わい。スパイスとほのかなスモーキーさが感じられる後味。
おすすめ:クライゲラキ13年
キーモルト4:グレンエルギンの特徴
レンゲの蜂蜜のようなスッキリとした甘さ、甘酸っぱいオレンジの風味が特長。スムーズでメローな甘さが特徴、タンジェリン(ミカンの一種)のようなフルーティさ。スペイサイド特有の飲みやすい、フルーティで甘いシングルモルトです。
おすすめ:グレンエルギン12年
ホワイトホースのおすすめポイント
ホワイトホースは格安ブレンデッドウイスキーの中でもスモーキーさが感じられ飲みごたえある優秀な1本。日本市場向けにホワイトホース12年が販売されているのは日本での人気の高さが伺えますね。
ストレート、ロック、ハイボールと飲み方を選ばず愉しめます。
ホワイトホースからのおすすめ銘柄
ホワイトホースが好きな方が次におすすめの銘柄と言えば、ブレンデッドウイスキーなら限定品ではありますが、ラガヴーリンをしっかりと味わえるジョニーウォーカー12年アイラオリジンです。
日本でのリリースから凄く人気で品薄状態ではありますが、まだまだ入手しやすいボトルです。
そしてシングルモルトで選ぶならばキーモルトの中では特にラガヴーリンとグレンエルギンがおすすめです。
ラガヴーリンのオフィシャルでは8年、10年、16年が現在日本市場で販売されていますが、その中でもラガヴーリン16年がおすすめ。アイラの巨人と呼ばれるラガヴーリンの特徴をしっかりと感じられます。
そして飲みやすいスペイサイドから選ぶならグレンエルギン12年がおすすめです。柑橘系のフルーティさと熟したフルーツや蜂蜜の甘味が調和していて、甘すぎずスッキリと飲みやすいボトルです。
ホワイトホースはハイボールの常飲用として非常に優秀です。そこから更にウイスキーを楽しみたい方はキーモルトから選んでみるといいでしょう。
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