今回は「いただき物の高級ウイスキー、なかなか飲む機会がなくて頂いてから3年が経過しました。このウイスキーまだ飲めますか?」というような質問に、えのき先生に答えて頂きましょう。
アルコール度数の高いウイスキーには賞味期限はない!
実際にウイスキーって消費期限や賞味期限ってあるんですか?
もちろん保存の仕方で味の変化に大きな違いは出るんじゃよ
まずは年数に関しての表示と熟成について説明しようかの
ウイスキーに表示される年数
ウイスキーにはよく「3年とか10年」という風に年数が書かれています。
これは木樽に入って熟成された年数を表します。有名なスコッチウイスキーは最低3年以上の熟成期間が設けられています。
ちなみに、ウイスキーを瓶に詰めた段階で熟成はされなくなります。逆に保存状態によっては味に劣化が生じます。
瓶内では熟成はされないんじゃよ
長く置いて30年物なんて言いたかったニャ
ウイスキーの味の劣化をさせないための保存
ウイスキーは未開封で保存状態に気をつければ、味の劣化は殆どありません。
保管方法は、高温多湿を避け、暗所で保管することが大切です。
アルコール類は光(紫外線)に弱いので出来るだけ暗所に置き、冷蔵庫に入れる必要はないですが、高温な所や湿度の高いところも避けたほうがいいです。
開封すると空気に触れるため、徐々に香りに劣化は始まるんじゃ。
他にも香りの劣化を防ぐための工夫もあるんじゃよ
開封後のウイスキーには変化が起こる
ウイスキーは空気に触れた段階で香りが段々と薄まってきます。きっちりとキャップを閉め、蓋をした状態でも瓶内には空気が入りますので劣化していきます。
このような香りの変化を考えると、最適にウイスキーの味・香りを楽しめるのは、開封後約半年までと言われています。
これを蓋をする前にシュッと瓶内に吹いておくと、ウイスキーと酸素の間に溜まり劣化を防いでくれるというわけじゃ。
まとめ
開封後は約半年までが美味しく飲める期間ですが、保存方法に気をつける事と、プライベート・プリザーブ等を合わせて使うことで長持ちさせることが可能です。
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