メルカリを物色してて見つけたのが「十年明ノワール」の200mlベビーボトル。ノワールはまだ飲んでなかったなぁと言うことで購入してみました。
それでは今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
十年明ノワールの感想
私は国産ウイスキーでは若鶴酒造さんのピーティな味わいが凄く好きで、それこそムーングロウを飲んでファンになりました。
「十年明ノワール」は以前の十年明に比べて若干ピートは落ち着いたと言われていますが。実際に飲んでピートスモークを確認してみたいと思います。
では公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
今回三郎丸蒸留所のオフィシャルページと私とALCの商品ページよりテイスティングノートを引用していきたいと思います。
三郎丸蒸留所モルトとスコッチグレーンウイスキー等の輸入原酒を用いてブレンドしています。
三郎丸蒸留所のモルトウイスキーをキーモルトとしてブレンドした、スモーキーで豊かな味わいのウイスキーです。Non-Chill filtered & Non-Colored、7年以上熟成された原酒のみをブレンド、ヘビー・ピーテッド・スタイルのスモーキーな味わい深さが特徴
引用元:十年明 Noir | 三郎丸蒸留所
では実際に飲んだ感想を書いていきます。
十年明ノワール ストレート
香りは青りんごのような爽やかなフルーティさと、穏やかなピートスモークを感じます。香りではスモークが強いという印象は受けませんでした。モルトの甘さを感じます。
いい香りですね。スモーキーさは強くはありませんが、フルーティさとモルトの甘さとのバランスが凄くよくて、ほんのりと甘煙いといった印象を受けました。
飲んでみると、蜂蜜やシロップのような甘さとふわっと香るピートスモーク、少しビターなフィニッシュです。ピートスモークは強すぎず甘味と一緒にくるので飲みやすいと思います。
香りではフルーティに感じた爽やかな青りんごっぽい感じは味わってみると、フルーティというよりはモルティでシロップのような甘さが強く、穏やかなピートスモークがそれをコーティングしているような感覚でした。
十年明ノワール ロック
ロックにすると甘味もピートスモークも若干影を潜め、苦味が結構前に出てきた印象です。さらに氷が溶けて加水が進むとピートスモークは強まってきますが、苦味が先行する感じですね。
あまりロックはおすすめしないかな。ストレートで飲んだ時のバランスの良さは残念ながら感じません。
十年明ノワール ハイボール
ハイボールは一番ピートスモークをしっかりと感じられる飲み方ですね。といっても強すぎないのでいろんな料理に合わせやすいです。
食中酒としてはかなりおすすめできる味わいではないでしょうか。ハイボールはとても美味しいですね。ただハイボール用と考えると少しコスパは悪いかもしれません。
十年明ノワールの個人評価
十年明ノワール美味しいですね。ただ普段のみでこれを買うかとなるともっと安いブレンデッドを選ぶかな。国産ウイスキーが好きで、スモーキーなウイスキーを食中のハイボールでよく飲まれる方にはいいかもしれません。
美味しいですが、もう少し足してスコッチのシングルモルトを買うほうがいいかもという気はします。
ただ飲んだことがない方には一度は飲んでみて欲しいですね。常飲酒でハイボールでガバガバ飲むというよりはストレートで甘さと穏やかなピートスモークを楽しむボトルかと思いました。
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