ピアース・ライオンズ蒸留所で造られる「ピアース アイリッシュウイスキー」。経営者はタウンブランチを造るレキシントン・ブリューイング&ディスティリングです。
ここではピアーズ アイリッシュウイスキーの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
ピアース アイリッシュウイスキーとは
ダブリンにあるピアース・ライオンズ蒸留所。復元された18世紀の教会で小ロットのアイリッシュウイスキーを作成しています。2017年に旧セントジェームズ教会に創業者であるピアース・ライオンズがダブリンで他に類をみない蒸留所を作ります。
このピアース・ライオンズ蒸留所では蒸留所体験ツアーが盛んに行われており、ウイスキーツアー・テイスティングやブレンドと蒸留技術ツアーやジンスクール体験、プライベート蒸留所ツアー、カクテルツアーが行われています。
またピアース・ライオンズは息子と共にレキシントン・ブルーイング・カンパニーでケンタッキー州のクラフト醸造の伝統を復活させ、2012年にレキシントン醸造所に拡大。さらにレキシントンにオープンした新しい蒸留所であるタウンブランチをも手掛けています。
レキシントン・ブルーイング・アンド・ディスティリング社は現在、州最大のクラフトビール醸造所となっています。
ピアース アイリッシュウイスキーの種類と味の特徴
ピアースオリジナル
タウンブランチ ケンタッキーストレートバーボンのバーボン樽で熟成された、麦芽と穀物のブレンドで5年熟成。
香り:柑橘類、煙。
味わい:スペアミント、チョコレート、ライトオーク、バニラ、キャラメル。
フィニッシュ:さわやかで滑らかなスパイス。
容量:700ml、アルコール度数:43%
ピアーズ・ファウンダーズ・チョイス
タウンブランチの元バーボン樽で12年間熟成されたシングルモルト
香り:ピーチ、アップル、パイン。
味わい:レモン、ドライオレンジ、ハニーサックル。
フィニッシュ:ジンジャー、クローブ。
容量:700ml、アルコール度数:43%
ピアース・ディスティラーズ チョイス
主にタウンブランチの元バーボン樽で熟成された穀物とモルトウイスキーの7年熟成原酒に、少量のシェリー樽熟成ウイスキーをミックスしています。
香り:柑橘類、ドライフルーツ。
味わい:ライトオーク、グリーングレープ、カラメルナシ、ココア、ドライフルーツ。
フィニッシュ:リンゴの煮込み、クローブ、カスタード
容量:700ml、アルコール度数:43%
ピアース 5年 シングルモルト
2つの小さなバッチの銅製ポットスチルで生産され、バーボン樽で5年熟成。限定4000本のボトリング。
香り:フレッシュオーク、シトラス、クローブ。
味わい:麦芽、ライトペッパー、グリーングレープ、シトラス。
フィニッシュ:スパイスアップル、クローブ。
容量:700ml、アルコール度数:46%
ピアースのおすすめの飲み方
ピアースはストレート、ハイボールがおすすめ。
滑らかなアイリッシュらしい飲みやすさ、爽やかな柑橘フルーツの甘酸味と穀物由来の甘味、香ばしさにタウンブランチ由来のバニラの甘さが広がります。
食中酒としても様々な料理に合わせやすく、またカクテルベースとしても使いやすい。
ピアースをおすすめする方
日本での流通量を考えると上級者向けと言えるでしょう。
旧ラベルはAmazonでも見かけますが、新ラベルになってからは日本への流通はまだかもしれません。
初心者でも楽しみやすい味わいですが、入手難易度が高いボトルですね。
榎商店 STAFFより
ピアース・ディスティラーズ チョイスは2020年と2021年のワールドウイスキーアワードで12歳以下のブレンドアイリッシュウイスキーのカテゴリー賞を受賞しています。
美味しく評価も高い、なによりも蒸留所となっている教会が素晴らしいんですね。
購入に関しては日本では流通量が少ないですが無くはないです。アイリッシュ・ウイスキーファンの方は是非飲んでいただきたいボトルです。アイリッシュBAR等で見かけた際には是非。
ピアース アイリッシュウイスキーについてなにか情報が入りましたら、Xやこのブログでお知らせしたいと思います。
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