スペイサイドらしい華やかさ・フルーティさもありながらピーテッドモルトも使用しているベンリアック。今回はベンリアックのウイスキーの種類と味や特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
ベンリアックのウイスキーと蒸留所
1898年にジョン・ダフによって創業されたが2年で閉鎖、その後60年以上生産は行われていなかったのですが、グレンリベット社と合併し操業を再開、78年にはシーグラム傘下、そして2004年にビリー・ウィーカー氏が買収。そして現在はアメリカのブラウンフォーマン社が所有しています。
細身のストレートヘッド型のポッドスチルにノンピーテッド麦芽が9割、ピーテッド麦芽を1割で原酒を造っています。
ベンリアックの種類と味の特徴
ベンリアック 10年
バーボン樽とシェリー樽で熟成させた原酒をブレンドしてつくられた、ノンピートタイプのシングルモルト。
容量700ml・アルコール度数46度
ベンリアック キュオリアシタス 10年
自家製麦したヘビーピートモルト(フェノール値55ppm)を使用。パワフルなピート香とフレッシュフルーツのようなフルーティな甘みが絶妙なバランスのヘビーピートタイプのシングルモルト。
容量700ml・アルコール度数46度
ベンリアック 12年 スリーカスクマチュアード
ベンリアック 12年の製造にあたっては、ベンリアックの原酒をシェリー樽、バーボン樽、ポート樽の3つのカスクで12年以上熟成。
焼きフルーツ、メープルハニー、ココアが重なり合い、サルタナとスパイスモカの余韻。滑らかで豊かなシェリーの香りが特徴です。
容量700ml・アルコール度数46度
ベンリアック ザ スモーキー 12年 スリーカスクマチュアード
スモーキー・トゥエルブは、フルーツ、モルト、オーク、そして豊かなスモークの層の完璧なマリアージュです。バーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽で12年以上熟成させた、ノンピートとピーテッド原酒の組み合わせで造られております。
熟したフルーツ、アロマティックでスモーキーな甘み、温かみのあるオークのスパイスが幾重にも重なる風味、なめらかでクリーミーな口当たりが特徴。
容量700ml・アルコール度数46度
ベンリアックのおすすめの飲み方
ベンリアックのおすすめの飲み方はストレート、そしてベンリアック10年や ベンリアック キュオリアシタス 10年はハイボールがおすすめ。
そしてベンリアック 12年、ベンリアック ザ スモーキー 12年はロックが相性いいでしょう。
特に10年キュオリアシタスはヘビリーピーテッドでスモーキーなのでソーダとの相性も抜群。12年は特徴の異なるシェリーの奥深い味わいを楽しむにはストレートやロックがおすすめです。
ベンリアックの選び方
最初はベンリアック10年をまず飲んでみましょう。とは言え様々なウイスキーをよく飲まれる方は、スモーキー派ならベンリアック キュオリアシタス 10年、そしてもっとリッチな風味を味わいたくなったらベンリアック 12年シリーズがおすすめです。
またノンピートのこれぞスペイサイドが楽しめるベンリアック10年は多くの方に気に入られるボトルだと思います。
えのき商店 STAFFより
これぞスペイサイドという特徴も感じさせながらスモーキーであったり、さらにシェリー感を持たしたりと幅広い層が楽しめるラインナップのベンリアック。
ベンリアック キュオリアシタス 10年はフェノール値が55ppmとあのアードベッグと同じ数値なんですよね。もちろんピートの種類が違うのでピーティさの感じ方は違いますが、それでも飲みごたえ抜群なのでアイラ好きの方にも一度飲んでみていただきたいボトルです。
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