天使の羨望という意味のケンタッキーバーボン「エンジェルズ エンヴィ」。SNSでも徐々に見かけられるようになってきました。
そこで今回はこのエンジェルズ エンヴィの種類や味わいなどの特徴を簡単にまとめていきたいと思います。
エンジェルズ エンヴィとは
エンジェルズ エンヴィ(Angel’s Envy)はBacardi Limitedの子会社であるLouisville Distilling Companyが製造している小ロットウイスキー。
創業者であるリンカーン・ヘンダーソンは元々ブラウン・フォーマンでウッドフォード・リザーブやジェントルマン・ジャックといったブランドのクリエイターでした。そして彼の中で構想としてあったエンジェルズ エンヴィを造るため引退します。
そして造り上げられた「エンジェルズ エンヴィ(Angel’s Envy)」は彼の傑作で、ケンタッキーバーボンの殿堂入りを果たした最初の受賞者となります。
蒸留所は200年のバーボンの遺産に根ざし、古典的な伝統を改善することを恐れない手仕上げのスピリッツを作り続けています。
エンジェルズ エンヴィの種類と味の特徴
エンジェルズ エンヴィ ポートフィニッシュ
赤みを帯びた琥珀色の色合いの金色で、ほぼ銅色のトーン。ポートワイン樽で後熟されています。
香り：微妙なバニラ、レーズン、メープルシロップ、トーストナッツ。
味わい：バニラ、熟したフルーツ、メープルシロップ、トースト、ビターチョコレート。
フィニッシュ：ゆっくりと色あせるマデイラの香りがする、清潔で長引く甘さ。
容量700ml・アルコール度数43.3度
エンジェルズ エンヴィ ライ ラムフィニッシュ
生のスパイシーで素朴なライ麦とラム仕上げのまろやかな甘さ。滑らかで飲みやすいウイスキー。
香り：柑橘類、キャラメルキャンディー、メープルシュガー、バニラ、オーク、ヘーゼルナッツ、スパイス、シェリーウッドの香り。
味わい：スイートラム、シェリーウッド、ソフトオーク。
フィニッシュ：甘くてドライ。
容量700ml・アルコール度数50度
エンジェルズ エンヴィ カスクストレングス
クリーミーで贅沢な風味のダークアンバーレッド119.8プルーフバーボン。「エンジェルズ エンヴィ ポートフィニッシュ」のカスクストレングス。
香り：革、ブラウンシュガー、キャラメルのヒントから始まり、クレームブリュレ、マシュマロ、グリーンアップル、シトラスオレンジが続きます。
味わい：リンゴ、キャラメル、ブラウンシュガー。クリーミーさは鼻からのオレンジとペアになり、デザートのような豊かさを作り出します。バニラ、トーストしたオーク、ブラックペッパーのスパイスがそれを締めくくります。
フィニッシュ：わずかなフルーティーさとブドウのタンニンの香りと、長引くスパイス。
容量700ml・アルコール度数59.9度
エンジェルズ エンヴィ ライ カスクストレングス
1つはソーテルヌ樽で仕上げられ、もう1つはトーストオーク樽で仕上げられた原酒をヴァッティング。
香り：オレンジの皮の香りがするクレームブリュレ。熟したハニークリスプアップルとソバ。
味わい：蜂蜜梨、ライスパイス、ナツメグ、オーク。甘いクリームとキャラメル砂糖。
フィニッシュ：フルーティーなクリームソーダとフローラルブランベルモット。甘いスパイスは、紅茶と革の心地よい香り。
容量700ml・アルコール度数57.2度
エンジェルズ エンヴィのおすすめの飲み方
エンジェルズ エンヴィのおすすめの飲み方はストレート、ロック、ハイボールとオールラウンドで楽しめます。
特におすすめはロックがおすすめ。氷が溶けてくるとさらにまろやかになり氷が溶ける味わいの変化が素晴らしい。またカクテルにするならオールドファッションドがおすすめですね。
エンジェルズ エンヴィをおすすめする方
バーボン好きの方には必見だと思います。ケンタッキーバーボンにポートワイン樽でフィニッシュをかけているのが面白いですね。なかなか珍しい味わいが楽しめると思います。
有名コンペティションでゴールドを獲得しているので、世界的にも評価の高いバーボンを飲んでみたいという方にもおすすめ。
榎商店 STAFFより
ポートワイン樽でフィニッシュをかけたケンタッキーバーボンというだけで興味は湧きますね。案外バーボンはちょっと苦手という方にも柑橘感が感じられ飲みやすくなっているんじゃないかな。
ラムフィニッシュの方はライウイスキーで甘さをさらにというよりはスパイシーな辛口バーボンを甘いラムカスクでフィニッシュということで、バランスが凄く良さそうです。
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