クレラン ババル2017 カロニラム樽熟成の特徴を解説

ハイチのアグリコールラム「クレラン」の日本市場向け限定シングルカスク「クレラン ババル2017 カロニラム樽熟成」がシングルカスクで日本に入ってくるそうです。

そこで今回はクレラン ババル2017 カロニラム樽熟成の味や特徴を簡単にまとめてみます。

クレランとは

クレランはハイチのアグリコールラムで、ハイチはラムの最後の未開拓の地であり500以上の小規模なクラフト蒸留所が稼働しクレランを製造しています。

クレランの名前を使用するには厳格な規則があり、原料はハイチ産のサトウキビのみを使用し、その収穫は全て手作業で、収穫したサトウキビの蒸留所までの運搬は動物のみとなっています。またサトウキビジュースに存在するナチュラル酵母のみで発酵して瓶詰めはもちろんハイチ国内のみ。

これまでクレランは日本ではまだ流通していなかったので、全く新しいラムのカテゴリーと言えるでしょう。

ヴェリエ社について

イタリアにあるヴェリエ社代表のルカ・ガルガーノ氏はもともとインディペンデントボトラーとして数々のウイスキーを世に送り出しています。

現在はカリビアンラムへの情熱を大きく膨らませヴェリエ社のオリジナルラムとしてフランスのラメゾンドウイスキー社と共同で多くのボトルをリリースしています。

そして「ラメゾン&ヴェリエ」という合弁会社を立ち上げてより一層ラムの拡販に力を入れています。

クレラン ババル2017 カロニラム樽熟成の特徴

クレラン ババル2017 カロニラム樽熟成

2017年蒸留の通常のババル(定番品の5種のクレランの1つ)を希少性から価格が高騰しているトリニダード・トバゴのラム「カロニ」の樽に詰め替え、49カ月間熟成。シングルカスク、カスクストレングスでボトリングされています。

ババルは1947年から家族で手掛ける蒸留所で造られ、連続式蒸留器を使用、豊かで特徴的なホワイトラムです。

味わいの特徴

香りは酸味あるパイナップル、ブラウンシュガー、ボディは甘いブラウンシュガー&カフェオレ、モンブラン、ゆっくりパイナップルの魅惑的な酸味、フィニッシュは旨味とスパイスが続く。

おすすめの飲み方

クレラン ババル2017 カロニラム樽熟成はストレートもしくはロックがおすすめです。

ラムの濃厚な甘味とトロピカルフルーツやブラウンシュガーにコクのあるカフェオレを思わせるような味わいが楽しめますね。

榎商店STAFFより

この「クレラン ババル2017 カロニラム樽熟成」は4月中旬くらいには日本市場で見かけることが出来そうです。詳しいリリーう情報に関してはSNS等でお知らせいたします。

これまでのラムとはまた違った風味に期待できる『クレラン ババル』のリリースが楽しみですね。

榎商店でもクレランの様々なボトルについて何か情報が入りましたらX(旧Twitter)でお知らせいたしますので、よろしければ榎商店X(旧Twitter)アカウントのフォローをよろしくお願いします。

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