ウイリアム・グラント&サンズ社が所有する蒸留所のモルトを使ったブレンデッドウイスキー「グランツ」。
ここではグランツの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
グランツとは
ウイリアム・グラント&サンズ社はグレンフィディックやバルベニーといったスペイサイドのシングルモルトで有名ですが、ローランドにあるカーヴァン蒸留所、そして1990年にキニンヴィ蒸留所、さらにアイルサベイ蒸留所も所有しています。
ことの始まりは1887年に創業したのですが、1898年にブレンド会社のパティソンズ社が倒産。ここから自社の原酒でブレンデッドウイスキーを造る事を決めます。
こうして誕生したのが「グランツ・スタンダードファースト」です。現在は自社ブランドイメージを確立させるため、グレンフィディックと同じ三角のボトルで販売されています。
グランツの種類と味の特徴
グランツ トリプルウッド
アメリカンオーク樽・ヴァージンオーク樽・リフィルバーボン樽の三種類の樽で熟成された原酒をブレンド。
複雑でクリーン、熟した梨とサマーフルーツの香り。味わいは、モルティーさが加わったヴァニラの甘さと 微かなフローラルの香りを感じます。フィニッシュは 微かなスモークのヒントと共に長くて甘い。
容量700ml・アルコール度数40度
常飲酒が切れたのでハイボール用に「グランツ トリプルウッド」を購入しました。 今回はグランツ トリプルウッドを飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。ストレート、ロック、ハイボールで飲んだ感想を書いています。
グランツ トリプルウッド スモーキー
グランツトリプルウッドスモーキーでは柔らかい燻香が心地よく広がります。
香りはスモーキーのアロマに麦芽やトーストしたアーモンドのヒント。味わいはスモーキーさのすぐ後に甘いフルーツやシトラス。口当たりの良いスムースさと共にスモーキーさが再び現れる。
容量700ml・アルコール度数40度
グランツ トリプルウッド スモーキーを購入してきました。実は少し前に出たばかりなんですね。スモーキーという言葉にめっきり目がなくなってしまってます。 今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと …
グランツ トリプルウッド 12年
香りはドライフルーツと甘いシェリー、微妙な木質のノート。味わいはバニラ、ハチミツ、スパイス。 全てが混ざり合って、豊かで甘い味わいになります。 熟成した穀物やピートモルトも深みも増します。
容量700ml・アルコール度数40度
グランツ トリプルウッド 8年
香りは活気に満ちたオーク、ウッディなスパイスの穏やかなヒント。味わいは甘いバニラオークとピリッとしたフルーツの美しいバランス。甘味、バニラ、スパイスなど、独特の風味をもたらします。
容量700ml・アルコール度数40度
グランツ 18年
ハニーとスパイス、リッチで複雑。 柔らかなナッツの香り、それに加えて繊細でフルーティー。深みのあるポートの香り。 滑らかで複雑かつ重厚な味わいのフルボディ。
フルーツとかすかなナッツのアロマ、そしてダークハニーとフルーツケーキの豊かな味わい。
容量700ml・アルコール度数40度
グランツのおすすめの飲み方
グランツトリプルウッド・グランツトリプルウッドスモーキーはハイボールがおすすめ。少しスモーキーな余韻が感じたい方はトリプルウッドスモーキーを
グランツトリプルウッド12年はロックやハイボールがおすすめ。爽やかで甘いフルーティさが心地よく楽しめます。
グランツ 18年はストレートや少量加水で飲むのがおすすめです。複雑な風味とフルーティで甘いグランツの特徴がしっかりと感じられます。
グランツをおすすめする方
グレンフィディックが好きな方は、ハイボール用の常飲ボトルとしてグランツトリプルウッドは凄く優秀。トリプルウッドスモーキーの方は若干のスモーキーさが欲しい方に。ただし微かな住もきーさです。
ロックやストレートで飲むなら8年・12年がおすすめ。特に12年は飲みごたえある甘くフルーティな味わいがたまりません。
榎商店 STAFFより
グランツも数多くの賞を受賞していますが、特にグランツ18年は6つのトロフィーやマスターそして18個のゴールドメダルを含む37の賞を受賞しています。
またトリプルウッドシリーズは非常にリーズナブルで近所のスーパー等にも置かれるお手軽なウイスキーながらも、しっかりと甘くハイボール用としてかなり美味しいですね。
まだ飲んだことがない方で甘くフルーティなハイボール好きの方は是非。
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