ザ・グレンリベット蒸留所 オフィシャルラインナップの最長期熟成ボトル「ザ・グレンリベット25年」にスポットを当てて、このボトルの凄さやおすすめポイントなどを解説しようと思います。
この記事は銘柄のコアラインナップの中で、このボトルがどういう立ち位置なのか、またおすすめポイントなどをフカボリしていきます。
ザ・グレンリベット コアラインナップからの立ち位置
現在ザ・グレンリベットのコアラインナップはこちらです。
- ザ・グレンリベット ファウンダーズリザーブ
- ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ
- ザ・グレンリベット 12年
- ザ・グレンリベット キャプテンズリザーブ
- ザ・グレンリベット 14年 コニャックカスク・セレクション
- ザ・グレンリベット 15年
- ザ・グレンリベット 18年
- ザ・グレンリベット 21年
- ザ・グレンリベット 25年
ザ・グレンリベット25年は、オフィシャルでラインナップの中でも最熟成期間が長いボトルです。シルキーで甘くてリッチな味わいが特徴的。
手にするグラスから香る最上級の香り、熟成樽由来のコクとフルーティさに信じられないほどの長い余韻が25年熟成の時間を感じさせてくれます。
熟成樽や熟成年数
熟成樽はオロロソ・シェリー・オークを使用。25年以上熟成された原酒を使用しています。
アルコール度数:43度。
公式テイスティングノート
香り:ダーク・チョコレート、スルタナ(種なし干しブドウの一種)。
味わい:シルキーな甘さ、シナモンのニュアンス。
フィニッシュ:信じられないほど長く、リッチで、バランスがとれている。
出典:ザ・グレンリベット25年
ザ・グレンリベット25年は余計な小細工一切なしという印象。香りはリッチでサルタナとモレロチェリーのノート、リンゴのクランブルとバランスの取れた酸味を持つドライハーブ。クレーム・ド・カカオのコクのある芳香。
味わいは厚みがあり滑らか。シェリーとサルタナのノート、タフィーとクルミ。ドライフルーツのジューシーさが素晴らしいですね。
非常に甘味と熟したフルーツ感があり、コクのある非常に深い味わいが滑らかでシルキーな口当たりで入ってきます。
ザ・グレンリベット25年のここが素晴らしい
25年の熟成期間とシェリー樽での熟成による芳醇で深みのある味わいが素晴らしい至極の1本。オフィシャルのラインナップの中では最長の熟成期間で非常にリッチな味わいが愉しめますね。
香りがまず素晴らしく、ダークチョコのコクのある香りに干しブドウのような甘くフルーティな香りがふわっと広がりをみせ口に運びたくなります。
シルキーな口当たりにシェリー樽由来の深みと甘味そしてスパイシーさがバランス良く感じられ、とても長い甘い余韻に浸れることでしょう。
フラッグシップとの比較
フラッグシップボトルであるザ・グレンリベット12年と比較してみると、熟成感の違いで比較対象とはならず、18年や21年との比較で書いてみます。
18年、21年も熟成感があり非常に芳醇で美味しいボトルですが、25年はオロロソシェリー樽由来の特徴がハッキリと現れ香りから、口当たりそして余韻に至るまでリッチな味わいが愉しめます。
もしボトルを購入したら記念日の最後の一杯にいいですね。
ザ・グレンリベット25年のおすすめの飲み方
ザ・グレンリベット25年のおすすめの飲み方はストレートがおすすめです。
ストレートでは香りの素晴らしさ、口当たりの良さ、味わいの濃厚さ、余韻の長さとどれをとっても最上級の味わいを愉しめます。ストレートでめちゃくちゃ美味しいので他の飲み方はまずしないと思います。
因みにロックにすると甘味とまろやかなチョコレートが感じられるそうですが、フルーティさやスパイスが弱まるそうです。
ザ・グレンリベット25年の総評
ザ・グレンリベット25年はグレンリベットファンだけでなく、シェリー樽熟成のシングルモルトが好きな方にもおすすめのボトルです。
ただ価格的にもなかなか手が出にくいボトルというのも事実かと思いますので、BARなどで奮発して愉しまれるのがいいでしょう。
余裕のある方は是非ザ・グレンリベットの最上級な味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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