ポートエレン ジェミニの特徴を解説

ディアジオ社はポートエレン蒸溜所のリニューアルオープンに先駆けて「ポートエレン ジェミニ」のリリースを発表しました。

今回はこのポートエレン ジェミニはどんなウイスキーかご紹介いたします。

ポートエレンについて

ポートエレン蒸留所はアイラ島南海岸に並ぶアードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグの少し西ある蒸留所で、創業は1825年ですが、1930年に閉鎖。その後1967年に再開を遂げるものの、1983年に閉鎖されます。

しかし2017年にアイラモルトファンにはとっておきのニュースが飛び込んできます。ディアジオ社からポートエレンを再開する計画が発表されました。

そしてついに今年2024年の3月にポートエレン蒸溜所はリニューアルオープンされます。

ポートエレンがキーモルトのブレンデッド

ポートエレン蒸留所は閉鎖前の原酒がいくつかのブレンデッドウイスキーに使用されているので、蒸留所名を聞いたことがある方もいるかと思います。

一つはジョニーウォーカー ブルーラベル ゴースト&レアの限定ボトル、そしてもう一つはダグラスレイン社がリリースしているビッグピートです。

ポートエレン ジェミニの特徴

ポートエレン ジェミニはその名前の通り2つのボトルで構成されています。

ポートエレン ジェミニ オリジナル

ポートエレン ジェミニ オリジナル

ヨーロピアンオーク樽でさらに熟成。1978年からの手つかずのウイスキーは、滑らかで、甘く、塩味があり、スモーキーな特徴を持ち、ポートエレン蒸留所の昔ながらの味わいが楽しめます。

香り:焼き梨、甘い食用海藻、海の香り、灰になる煙の痕跡、ソフトファッジ。
味わい:甘くてスパイシーな風味、スモーキーな暖かさ、塩っ気、焼いたリンゴの皮。
フィニッシュ:長く香り高い甘い煙。

ポートエレン ジェミニ レムナント

ポートエレン ジェミニ レムナント

ポートエレンの閉鎖後アイラ蒸留所のグループによって40年間保護された樽は回収され、再シーズニングし44歳のポートエレンの革新的な仕上げがなされています。

香り:ダークシェリー、スピリットに浸したプルーン、古いドライオークスパイス、豊かでフルーティーなトップノート。塩とおがくず、タバコと焦げた木の灰、甘いバラの香り、チョコレートコーティングされたタフィーキャラメル。
味わい:甘くフルーティー、豪華で甘い辛さと優しいスモーキーな暖かさ。
フィニッシュ:長く、豊かで甘いスモーキーな風味。

榎商店STAFFより

さて今回の「ポートエレン ジェミニ」は44年熟成。2つの700mlクリスタルデキャンタを使用しています。

入手できるのは274セットのみで価格は£45,000(日本円で約850万円)となっています。とても手に届く価格ではないですが、こうしたリリースはファンも嬉しいですね。

さらに詳しく情報を見たい方はディアジオオフィシャルのポートエレン ジェミニのページリンクを掲載しておきます。

榎商店でもポートエレンの様々なボトルについて何か情報が入りましたらX(旧Twitter)でお知らせいたしますので、よろしければ榎商店X(旧Twitter)アカウントのフォローをよろしくお願いします。

 

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