1907年、南極探検隊のアーネスト・シャクルトンが持参したウイスキーの味わいを再現したブレンデッドモルト「シャクルトン」。
今回はこのシャクルトンの味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
シャクルトンについて
南極で発見されたウイスキーをホワイト&マッカイ者のインバーゴードン研究所で科学的に分析した結果、中身は既に閉鎖されているグレンモール蒸留所のシングルモルトで、5〜10年熟成のシェリーホグスヘッドと推測されました。
1983年に閉鎖したグレンモール蒸留所の原酒が疲れているとなると再現は難しいと判断。しかしハイランド・モルト主体のヴァッティングや熟成樽でのマリッジで、シングルモルトではなくブレンデッドモルトで味わいを再現しています。
シャクルトンの味の特徴
シャクルトンはダルモアやフェッターケアン等のハイランド・モルトを主体にバーボン樽とシェリー樽を使用したマリッジで造り上げられています。
テイスティングノート
香り:バニラ、トフィーアップル、シナモン、生姜。
味わい:ダークシュガー、甘いドライフルーツ、グレーズドパイナップル。
フィニッシュ:ホットグリューワイン、プラリネチョコレート、焚き火の煙。
乾いたスモーク間と甘いアロマ、スパイスやピスタチオの塩味も重層的に感じられます。フルーツやシナモンの香味が続き、バニラやハチミツ等の甘味がバランス良く現れるとともに、ほんのりとしたスモーキーな余韻が残ります。
容量700ml・アルコール度数40度
シャクルトンのおすすめの飲み方
シャクルトンのおすすめの飲み方はストレートはもちろんでですがハイボールがおすすめ。
ストレートでは複雑さとバランスの良さ、甘味とフルーティさにほのかなスモークが心地よく楽しめます。ハイボールにするとスモークがより感じられます。
シャクルトンをおすすめする方
ダルモアやフェッターケアンが使われているので、これらが好きな方、またウイスキー初心者よりも色々とシングルモルトを飲んだ中・上級者向けのような気がします。
その中でもハイランドモルトが好きな方には是非試していただきたいボトルですね。
えのき商店 STAFFより
この『シャクルトン』はISC2021でゴールド獲得し、評価も素晴らしいボトルです。
補足として香りはゴールデングラハムとブラウンシュガー。シナモンダストモルトのヒント。味わいはジューシーなリンゴとオレンジ、蜂蜜の豊かさが含まれています。余韻は長いバタースコッチとワックスオレンジ。
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