蒸留所にちなむ花と動物をラベルに冠したディアジオ社「花と動物」シリーズ。ダルユーイン 16年のラベルにはアナグマが描かれています。
ここではダルユーインの味の特徴や飲みながら話せるウンチクなどをまとめてみます。
ユナイテッド・ディスティラリーズ社(UD社)とは
ディアジオの関連会社であるUD社は「花と動物シリーズ」「レアモルトウイスキーシリーズ」の2つが特に有名ですが、スコッチ界で最大規模と言われているのが「ユナイテッド・ディスティラリーズ社(UD社)」です。近年多くの蒸留所を買収している事でも知られています。
「花と動物シリーズ」はスタンダード、「レアモルトウイスキーシリーズ」はプレミアムという位置づけとなっています。
この「花と動物シリーズ」はユナイテッド・ディスティラリーズ社(UD社)が所有する蒸留所のモルトを瓶詰めしたものです。
ダルユーイン蒸留所
1852年 スペイサイドのキャロン村に建設されました。ゲール語で「緑の谷」を意味する名前で森林に囲まれた蒸留所です。
ダルユーイン蒸留所ではシングルモルトとしては全体の2%程度で殆どがブレンデッドの原酒として使用されています。ディアジオ社のジョニーウォーカーにも重要なキーモルトとして使われています。
ダルユーイン 16年 花と動物シリーズ
シェリー感とコニャックのような甘く若干酸味のある香り。オーク、穀物の甘い香り。シェリー樽の特徴がしっかりと感じられる味わいで、甘味とナッツそしてかすかにスモークも感じられる味わいが特徴です。
容量700ml・アルコール度数43度
ダルユーイン 16年 おすすめの飲み方
ダルユーイン 16年のおすすめの飲み方はストレートがおすすめ。
甘味とスパイシーさのバランスが良く、余韻はビターでドライ。また微かに紅茶感も感じます。こうした特徴をしっかりと感じられるストレートがいいですね。
えのき商店STAFFより
このダルユーインも殆どがブレンデッド用で生産されていますが、この花と動物シリーズの他にボトラーズでも最近は見かけるようになってきています。
以前試飲でご紹介した「ハートブラザーズ ダルユーイン 21年(1999)」はレモンキャンディーやマーマレードを思わせる風味で、余韻に微かにピートも感じてダルユーインの特徴がしっかりと感じれました。
ジョニーウォーカー好きの方は是非重要なキーモルトであるダルユーインを飲んでみるのをおすすめします。
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