スプリングバンク蒸留所で造られるノンピーテッド「ヘーゼルバーン」。今回はヘーゼルバーンの味や特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
ヘーゼルバーンの歴史と蒸留所
詳細は以前スプリングバンクの紹介で掲載していますので割愛してざっくりと紹介します。
スプリングバンク蒸留所は1828年に創業されたキャンベルタウンにある蒸留所です。キャンベルタウンには現在3箇所の蒸留所が稼働しておりスプリングバンク蒸留所、グレンスコシア蒸留所、グレンガイル蒸留所となっています。
スプリングバンク蒸留所ではピートレベルの異なる3つの銘柄がりりーすされていて、フェノール値が50ppmのロングロウ、12~15ppmのスプリングバンク、0ppmのヘーゼルバーンです。
ヘーゼルバーンの種類と味の特徴
ヘーゼルバーン10年
ヘーゼルバーン10年は100%バーボン樽熟成。
香り:甘くてトロピカル、ベイクドパイナップル、レモンシャーバート、ハニカム、ドライオレンジピールのノート。
味わい:甘い香りと香ばしいノートが集まり、青リンゴのノートが感じられます。パステル・デ・ナタとカスタードクリームのノートにはクリーミーさがあります。
フィニッシュ:塩キャラメル、ジンジャー、トーストココナッツ、ミネラルノートのヒント。
容量700ml・アルコール度数46度
ヘーゼルバーン 13年 リミテッドエディション
13年以上熟成したバーボン樽原酒75%とシェリー樽原酒を25%を使用した限定商品。
香り:レモンチーズケーキ、バニラ、シトラス、ビスケット、ハチミツ、若草の香り。
味わい:熟したリンゴとピーチ、バニラ、ハチミツ、オレンジ、リコリス、アニスシード、デーツ。
容量700ml・アルコール度数48.6度
ヘイゼルバーン 15年 シェリーウッド
オロロソシェリー樽で独占的に熟成させた年次リリース。世界中で9000本のボトリング。
香り:チェリーメントール、レッドコーラ、ナツメヤシシロップ、ブラックフォレストガトーのノート。ソフトファッジとキャラメルノートが徐々に現れます。
味わい:口当たりは豊富でありながらバランスが取れており、トフィーアップル、革、デメララシュガー、クレームブリュレ。
フィニッシュ:ラム酒に浸したレーズンとバニラスポンジ。
容量700ml・アルコール度数55.8度
ヘーゼルバーン 21年
バーボン80%、シェリー10%、ポート10%をヴァッティング(2023年版)。
香り:革、バングクロス、トレークル、キャラメル、ブランブルの甘い特徴。
味わい:マシュマロとキャンディフロスのノートがあり、シロップのような口当たりと微妙なミネラルノート。
フィニッシュ:ココアパウダー、カプチーノ、ミントのノート。
容量700ml・アルコール度数43.2度
ヘーゼルバーンのおすすめの飲み方
ヘーゼルバーンのおすすめの飲み方はストレート、ロック、ハイボールがおすすめです。
中でもストレートが一番のおすすめ、ノンピートでクセがなく甘みと酸味、そしてスパイシーさを楽しんでください。
ヘーゼルバーンをおすすめする方
ヘーゼルバーンをおすすめする方は、スプリングバンクを飲んでノンピートなものを試してみたいという方がおすすめです。
キャンベルタウンのシングルモルトは一通り飲んでみたいですよね。特にスプリングバンク、ロングロウを持っている方は合わせて飲み比べもしてみたいボトルです。
えのき商店 STAFFより
ノンピートでインパクトが薄れるかと思いきや、それ以上のバニラ、蜂蜜の甘みとオレンジピールの酸味と樽のスパイシーさが美味しくクリミーな口当たりと共に楽しめます。
またバーボン樽熟成でヘーゼルバーンの特徴がより感じられます。
スプリングバンク蒸留所のノンピートタイプという事で一度は飲んでみて欲しい銘柄の一つですね。
本日のおすすめ商品はこちら
榎商店の各店舗はこちら
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています