伝統的な方法を使用して、個性のある高品質のシングルモルトウイスキー造りを使命とした「ビンバー」。今回はビンバーの種類や味や特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
ビンバーの歴史と蒸留所
ビンバー蒸留所の最初の樽は2016年5月26日に熟成を開始し、3年後の2019年9月に最初のシングルモルトウイスキーがリリースされました。1,000本のハンドナンバーボトルの限定リリースは3時間で完売されたそうです。
ビンバー蒸留所では大麦の100%が栽培されている単一の農場の大麦を使用し、今では珍しいフロアモルティングを経て手作りされた木製のウォッシュバックで7日間ゆっくりと発酵。直火での銅製ポットスチルで蒸留され、熟成されたウイスキーは蒸留所でボトリングされます。
ビンバーの味の特徴
ビンバー リリースNo.1
4要素コレクションの最初のリリースは「火」、フルーツフォワード、テクスチャスピリッツを強くトーストしたアメリカンオークバージン樽で熟成。
香り:オレンジの皮、缶詰の桃、唾で焼いたパイナップルはマジパンとローストナッツに加わり、シナモンと生姜のスパイシーさ。
味わい:優しくスパイスを効かせた缶詰のフルーツ(桃とアプリコット)は、バニラクリーム、オーブンで焼いたペストリー、ミルクチョコレートと一緒に、キャスクスパイス。
フィニッシュ:削ったチョコレートと色あせたストーンフルーツでドライアースのスパイス。
容量:700ml・アルコール度数58.9%・ボトリング:242本
ビンバー リリースNo.2
コレクションの2番目の要素は「地球」、ビンバーのスピリッツと、ピーテッドウイスキーを作るときに大麦を窯にするために使用する特徴的な泥炭を使用。
香り:果樹園の果物のコンポートは、内陸のピートスモークとマリッジ。ゴールデンシロップ、ジンジャーブレッド、シロップ状のストーンフルーツ。
味わい:甘い缶詰のアプリコットは木のスモークの暖かいタッチに包まれ、大麦砂糖とトーストしたオークは生姜とシナモンスパイスが加わります。
フィニッシュ:持続的だが繊細な煙のタッチで長引くフルーティーな甘さ。
容量:700ml・アルコール度数58.5%・ボトリング:275本
ビンバー リリースNo.3
コレクションの3番目の要素は「空気」、空気は大麦の特性、したがってロンドンのシングルモルトウイスキーの個性にも重要な影響を与えます。
香り:クリーミーなタフィーで覆われたポップコーンはクレームキャラメルと一緒に、ロースト大麦とトーストしたシリアルは焦げたパイナップルセグメント、削ったオーク、ベーキングスパイスを結合します。
味わい:焦げたレモンの皮、調理リンゴ、ピーチメルバ、カラメル糖、ピリッとしたカスクスパイスを組み合わせた、リッチでシロップのような食感。
フィニッシュ:砂糖漬けの皮と長持ちする生姜とシナモンスパイスで長い。
容量:700ml・アルコール度数58.9%・ボトリング:275本
ビンバーのおすすめの飲み方
ビンバーのおすすめの飲み方はストレート、ロック、ハイボールがおすすめ。
ビンバーはまだまだ若い蒸留所でまだコアレンジに当たるようなリリースはされていません。ビンバー蒸留所の現在のリリースを楽しむには難しい状況であるからこそ、入手されたなら様々な飲み方を試してみて欲しいです。
それぞれの特徴によっておすすめの飲み方は変わってくると思いますが、まずはストレートで飲んでから、後は好みの飲み方で楽しみましょう。
ビンバーをおすすめする方
記事執筆時では正直入手何度の高さもありますし、よっぽどのウイスキーマニアの方向けかなと思います。
ただこれから非常に楽しみな蒸留所でもありますので、この記事をきっかけに覚えておいてもらいたい銘柄ではあります。
榎商店 STAFFより
ビンバーのシングルモルトの流通はまだ先かなと思いますが、コンパスボックスからビンバーのコラボレーションボトルである「デュアリティ」がリリースされています。
デュアリティはキーモルトがビンバー蒸留所の原酒で全体の40%使用されています。
榎商店でもビンバーの様々なボトルについて何か情報が入りましたらX(旧Twitter)でお知らせいたしますので、よろしければ榎商店X(旧Twitter)アカウントのフォローをよろしくお願いします。
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