ブナハーブン ウェアハウス9コレクションの特徴を解説

ブナハーブンのウェアハウス(倉庫)No.9のシングルカスクを使用したリリース「ブナハーブン ウェアハウス9コレクション」がリリースされました。

今回はこのブナハーブン ウェアハウス9コレクションの9種類のボトルはどんなウイスキーかご紹介いたします。

ブナハーブンについて

ブナハーブンは独特なクレオソートの香りを持つピートで有名なアイラ島にある蒸留所ながら、ノンピートが主要ラインナップの少し珍しい蒸留所。

創業は1881年でアイラ島にある蒸留所のなかでは最北にある蒸留所になります。

ブナハーブンのフラッグシップボトルである「ブナハーブン12年」は芳醇で爽快な香りの中に潮風を感じる島独特の香りと味わいが特徴です。

ブナハーブン ウェアハウス9コレクションの種類と味わい

ブナハーブンのウェアハウス(倉庫)No.9内の単一の樽を厳選してボトリングしリリースされたのが「ブナハーブン ウェアハウス9コレクション」。今回9種のボトルがリリースされているので簡単に情報をまとめてみます。

ブナハーブン 2012 フレンチオークフィニッシュ

ブナハーブン 2012 フレンチオークフィニッシュ

6年間バーボン樽で熟成後にフレンチオークで5年間追加熟成。

香り:コショウとスパイスをまぶした濃厚なブドウの香り。
味わい:柑橘系の果物のバーストは、石灰の退色の香りで道を導き、コショウと生姜のスパイシーで甘いヒントを明らかにします。
余韻:新鮮な海の空気と塩の沿岸の影響で、長くスパイシーな仕上がり。

ブナハーブン 6年 バーボンマチュアード

ブナハーブン 6年 バーボンマチュアード

バーボン樽で6年間熟成。

香り:レモン、ハチミツ、バニラ、タフィーの優しい香り。
味わい:レモン、蜂蜜、バニラ、タフィー、黒コショウとマンゴーのバーストを振りかけました。
余韻:ナッツスパイスの長い仕上げと柑橘類の香り。

ブナハーブン 2014 カナスタマチュアード

ブナハーブン 2014 カナスタマチュアード

カナスタシェリー樽で9年間熟成。

香り:ダークフルーツとスパイスの爆発、まだ柔らかくバランスのとれた。
味わい:クリーミーなデメララの甘さとスパイスのヒントの完璧なバランスを持つダークベリーのバースト。
余韻:ストーンフルーツ、シェリー、甘味、スパイスの長く残る仕上げ。

ブナハーブン 2003 モアンヌ ラムフィニッシュ

ブナハーブン 2003 モアンヌ ラムフィニッシュ

オークで9年間熟成後にラム樽で10年間追加熟成。

香り:香り高い泥炭の煙とバニラのアンダートーンに、乾燥した理由とアプリコット、濃厚なタフィーとキャラメルを重ねています。
味わい:キャラメルとタフィーに続いて、ダークフルーツとイチジクが続きます。ダークチョコレートの香りがするクリーミーなドラム。
余韻:チョコレートとダークフルーツの甘くてやや乾燥した仕上げ、海塩とオークスパイスの最後の仕上げ。

ブナハーブン 2014 オロロソ マチュアード

ブナハーブン 2014 オロロソ マチュアード

オロロソシェリー樽で9年間熟成。

香り:甘いブラッドオレンジとジューシーなブラックカラントを添えたシナモンとナツメグスパイス。
味わい:濃厚なダークチョコレート、セビリアオレンジマーマレード、レーズン、サルタナ、スパイスの香り。
余韻:チョコレートオレンジのヒントで長くて乾燥した仕上がり。

ブナハーブン 2003 モアンヌ オロロソフィニッシュ

ブナハーブン 2003 モアンヌ オロロソフィニッシュ

最高級のアメリカンオークバーボン樽で9年間熟成後にオロロソシェリー樽で10年間熟成。ピーテッドシングルモルト。

香り:土の香りと焚き火の煙が先導し、甘い砂糖漬けの果物、デメララ砂糖、タフィーを明らかにするために色あせています。
味わい:トーストアーモンドとオレンジピールの香りがする強力なピーツ煙は、クリスマスケーキを彷彿とさせ、新鮮な海の空気と海の塩キャラメルの海の風味を満たしています。
余韻:長くて長引くピーテッド仕上げ。

ブナハーブン 2006 マンサニラマチュアード

マンサニラシェリー樽で17年間熟成。

香り:白ブドウ、蜂蜜入りリンゴ、そして長引くレモンの皮がかった繊細なフローラルノート。
味わい:シリアルとドライフルーツノートは、イチジク、タフィー、さわやかな青リンゴで補完されています。
余韻:ドライフルーツとクルミのタッチで甘いキャラメルフィニッシュ。

ブナハーブン 2022 コテリーエクスクルーシブ 2008 マンサニラカスクマチュアード

ブナハーブン 2022 コテリーエクスクルーシブ 2008 マンサニラカスクマチュアード

コテリーのメンバーと独占的に共有するために瓶詰め。11年間マンサニラシェリー樽熟成。

香り:コーヒーとブラウンシュガーの非常に深い香り。トレクルスポンジといくつかの煮込み梨は水で切り裂いた。
味わい:ゴールデンシロップ、梨タタン、甘いダークファッジ。
余韻:強烈で豊かで長い。

ブナハーブン 2021 マチュレーション ウェアハウスカスク 1999アモンティリャード 21年

アモンティリャード樽で21年熟成。

香り:エレガントで香り高いナッツの香り、タバコ、革、磨かれた杉の香り。
味わい:豊かなナッツ、素朴なナツメグとカルダモンの香り。デーツとキャラメルの甘さは後で来る。
余韻:柔らかく甘いノートは、マヌカハニー、トーストモルト、柔らかい塩キャラメルに道を譲る。甘い唐辛子とチョコレートのヒントを持つスパイシーなノートは、繊細な芳香ノートにつながります。

榎商店STAFFより

ブナハーブン ウェアハウス9コレクションはいずれのボトルも手作業でボトリングされていてカスクストレングスとなっています。

ブナハーブンも蒸留所オフィシャルショップから日本への配送は可能となっていて、ApplePayで支払う事も可能です。ただ配送料はやはり高いですね。

榎商店でもブナハーブンの様々なボトルについて何か情報が入りましたらXでお知らせいたしますので、よろしければ榎商店Xアカウントのフォローをよろしくお願いします。

 

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