ダルモア カスクキュレーションシリーズ シェリーエディションの特徴を解説

ダルモア蒸留所のカスクキュレーションシリーズ第一弾となる「ダルモア カスクキュレーションシリーズ シェリーエディション」。厳密に世界中でわずか150セットに制限されています。

今回はこのダルモア カスクキュレーションシリーズ シェリーエディションはどんなウイスキーかご紹介いたします。

ダルモアについて

1839年設立ハイランドの大麦の大生産地アルネスにあります。1263年の国王アレクサンダー3世が雄鹿に襲われそうになった際にマッケンジー家が王を救い、王から雄鹿の紋章の使用を許されます。

そこからダルモアのボトルには雄鹿のエンブレムが使用されています。

ダルモアのフラッグシップボトルである「ダルモア 12年」は辛口白ワインを思わせるような苦味やマスカットの香り。そして甘いオレンジ、ぶどう、らくがんのような甘さや酸味のあるコーヒーのようなフレーバーが特徴。

カスクキュレーションシリーズについて

ダルモアのウイスキー作りの芸術性と、絶妙な樽が果たす役割を祝うシリーズ。第一弾としてシェリーエディションがリリースされています。

世界でわずか150セットで、シェリーエディションは、イタリアのフィレンツェで手作りされたオーダーメイドの革仕上げのトラベルケースに3タイプのボトルが入っています。

これらのボトルはノンカラー・ノンチルフィルタード、カスクストレングスでボトリングされています。

ダルモア 26年 シェリーエディションの特徴

ダルモア 26年 シェリーエディション

アメリカンホワイトオークの元バーボン樽で熟成、その後2002年のヴィンテージオロロロソシェリーカスクでフィニッシュしています。

テイスティングノート

香り:オレンジブロッサムハチミツ、アプリコット、マダガスカンバニラ、カカオ。
味わい:ゴールデンレーズン、マンダリンシトラス、アイスチェリーケーキ、シュガーアーモンド。
余韻:焼きたてのブリオッシュ、ライトローストコーヒー、生姜、温かいバニラ。

ダルモア 28年 シェリーエディションの特徴

ダルモア 28年 シェリーエディション

アメリカンホワイトオークの元バーボン樽で熟成され、非常に珍しい30年のマトゥサレムシェリー樽でフィニッシュ。

テイスティングノート

香り:濃厚なダークフルーツ、マヌカハニー、甘草、スターフルーツ。
味わい:シェリーに浸したレーズン、オールドイングリッシュマーマレード、マジパン、甘草。
余韻:ダークチェリー、糖蜜、ダークチョコレート、カッシア樹皮。

ダルモア 43年 シェリーエディションの特徴

ダルモア 43年 シェリーエディション

アメリカのホワイトオークの元バーボン樽で熟成され、非常に珍しい30年のアポストルシェリー樽でフィニッシュ。

テイスティングノート

香り:温かいハチミツ、ロースト栗、太陽にキスされたレーズン、セビリアオレンジ。
味わい:甘いマダガスカバニラ、ダークフォレストフルーツ、砕いたアーモンド、ダークチョコレート。
余韻:焼きたてのブリオッシュ、グリルパイナップル、ブラッドオレンジ、長い甘いシナモンフィニッシュ。

おすすめの飲み方

おすすめの飲み方はストレート、少量加水がおすすめ。

非常に珍しい熟成樽と異なる3タイプの熟成年数。そのどれもが長期熟成なので、ゆっくりとストレートで味わいの違いを楽しみたいですね。

また少量の加水による香りと味わいの変化も合わせて楽しみたいです。

榎商店STAFFより

さてこのダルモアのカスクキュレーションシリーズは、第一弾がシェリーだったのですが今後のリリースにどんな樽が使われるのか非常に興味が湧きますね。

素晴らしいデザインのボックスにも惹かれますね。こうしたリリースがあるというのを知っておくと、ダルモア蒸留所の取り組みにも関心が湧いてくるのではないでしょうか。

詳細情報はこちら

The Sherry Edition

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