2022年5月24日、ゴードン&マクファイル(以下GM)社はエリザベス2世のプラチナジュビリー(即位70周年)を称え、その在位期間と同じ70年熟成のシングルモルトウイスキー、グラングラント1952を発表しました。今回どのようなウイスキーなのかまとめてみました。
ゴードン&マクファイル社について
1895年に創業した、インディペンデントボトラーの雄です。1895年に高級食料品店として創業。その後、シングルモルトウイスキーを樽で購入、瓶詰、販売…という事業を始めたと言われています。
数々のボトラーからさまざまな商品が販売している中、現在のゴードン&マクファイル社(以下、G&M社)はその安定した高い品質に絶大な信頼が寄せられています。
無名蒸留所や既に閉鎖されたもの、更にはオフィシャルにリリースされていないアイテムまで、幅広いラインアップは圧巻です。
グレングラント1952 70年とは
これまでにGM社からリリースされた最も古いグレングラントの一つであり、ファーストフィルシェリーバットにて70年間熟成された今年2022年、女王が即位された日と同じ2月6日にプライベートコレクションとしてカスクストレングスで256本のみ瓶詰めされました。
エリザベス女王の在位70年の間に英国は様変わりし、世界も大きく変わりました。
DNAが発見され、インターネットが登場し、コンコルドが就航し、英仏海峡トンネルが開通した時も、この樽はスコットランドのエルギンにあるGM社の倉庫で静かな眠りについておりました。
4世代に渡って一族が受け継いできた長期熟成へのアプローチがあるからこそ、GM社は歴史のマイルストーンとして語り継がれるこのような樽をリリースできるのではないでしょうか。
公式テイスティングノート
外観:濃いゴールド
香り:蜜蝋のポリッシュから、はちみつがけの熟したイチジク、トフィーやオレンジの表皮の香りへ。年代物のレザーが、ラムやレーズンと混じり合う。
味わい:ことこと煮込んだブラックベリーのコンポート、甘いクレメンタインやミルクチョコレートの風味の奥に乾燥タバコやメントールを感じる。
フィニッシュ:かすかなスモークやペッパーを感じる長いフィニッシュ。
容量700ml、アルコール度数53.2度
グレングラント 70年 1952年 エリザベス2世のプラチナジュビリー(即位70周年)記念 G&M
榎商店STAFFより
なんと70年ものというとんでもないウイスキーが発売されます。参考価格はなんと300万円。車が買えちゃう値段です・・・。
公式テイスティングノートはありますがここまでの熟成がすすんだウイスキーはどのような味がするのでしょうか?
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