第5回 アイラモルトをロックで楽しむ会

先日「第5回東かがわ市Whisky部」を自宅で行いました。約1年ぶりになるのかな。なかなかこのご時世ですからタイミングが難しいですよね。

今回のコンセプトとしては、ロック好きの友人に「様々なアイラモルト」をロックで飲んでみて貰いました。

今回用意したボトル

第5回 アイラモルトをロックで楽しむ会 料理

用意したとはわざわざ購入したわけではなく、私の家にストックしてあったボトルばかりです。ちょっとアイラモルト以外もありますが、結局デュワーズは飲まなかったのと後から追加した銘柄もあります。

  • タリスカー ダークストーム
  • ボウモア10年 ダーク&インテンス
  • ラフロイグ10年 シェリーオークフィニッシュ
  • アードベック8年 ディスカッション
  • キルホーマン アルマニャックカスク
  • オクトモア13.2

一応上記のウイスキーは一通り飲んでいただきました。

それぞれのボトルの飲んだ感想のピックアップも下記に掲載しておきます。

タリスカー ダークストーム

タリスカー ダークストーム

強すぎないピートとスモーキーさはタリスカーならでは。

タリスカー ダークストームはしっかりとした甘味と樽感、そして次々と現れるスパイシーさが複雑に感じられる良いウイスキーです。

ハイボールにするとやはりピートとスモーキーさがストレートよりも感じられます。食中酒としてはこの飲み方が一番合うように思いました。

ただダークストーム本来の味わいをより感じられるのは、ストレートや少量の加水が良いと思います。

タリスカー ダーク ストーム 45.8度 1000ml

ボウモア10年 ダーク&インテンス

ロックにするとレーズン感がよく表れている気がします。そしてカカオやビターチョコにピートとスモーキーさが広がりますね。

ストレートよりもほろ苦い気がします。ただ余韻で甘味がじわーっと出てくる感じですね。決して甘すぎることはなくビターな印象です。

ストレートやロックは食後に活躍しそうですね。

ハイボールを食中で飲むというよりは、チョコなんかを食べながらストレートでゆっくりというのが私のおすすめです。

ボウモア 10年 ダーク&インテンス 40度 1000ml

ラフロイグ10年 シェリーオークフィニッシュ

SNSやYoutubeでやたら評価の高い「ラフロイグ10年シェリーオークフィニッシュ」。

ラフロイグの10年熟成をヨーロピアンオークのオロロソシェリー樽で後熟したものだそうです。

ラフロイグ10年シェリーオークフィニッシュはストレート一択ですね。というかストレートが美味し過ぎます。

まろやかな甘味で、クリーミーさも感じられるストレートは抜群。ラフロイグ10年に比べてぐっと飲みやすく感じると思います。ただしっかりとヨードとスモーキーさも感じられるので、物足りなさもなく逆に何杯もは飲み疲れしそう。

ロックでは、シェリー樽後熟の甘味は全く感じられずスモーキーさが際立った印象を受けました。

ロックやハイボールに関しては私は通常のラフロイグ10年の方が好みでした。

ラフロイグ 10年 シェリーオークフィニッシュ 48度 700m

アードベック8年 ディスカッション

かなりおすすめのボトルです。

ストレート、ロック、ハイボールのいずれの飲み方でも凄く美味しいです。私の好みで言えば、ロックが素晴らしく楽しめますね。

ロックグラスに注いで直ぐに飲んでストレートに近い味わいを楽しみ、そこからゆっくりと冷やされたアードベッグ8年ディスカッションを楽しんでいくわけですが、氷が溶けて加水されたあとは、素晴らしく甘味が出てきて美味しいです。

アードベッグ 8年 フォー ディスカッション 50.8度 700ml

キルホーマン アルマニャックカスク

キルホーマン-アルマニャック-2014-ダブルカスクフィニッシュ

別々のバーボン樽で6年間熟成させた2樽をヴァッティングし、アルマニャック熟成樽で1年間追加熟成したもの。

甘くはなるが甘すぎず、程よい酸味でキルホーマンの味わいを大きく変えずに寄り添っているという印象。

当然飲み方によってアルマニャックの特徴の表れ方は違いますし、人によって味覚も異なるので私が書いたのが正解とは言えませんが非常に美味しい1本です。

おすすめの飲み方はストレートにほんの数滴加水がいいですね。香りの感じ方がグッと変わりましたし、甘みも強まった気がします。

キルホーマン 2014 アルマニャック ダブルカスクフィニッシュ 2014 57度 700ml

オクトモア13.2 オロロソ・カスク

オクトモア13.2 オロロソ・カスク

オクトモアのおすすめは毎年熟成樽が変わる13.2のオロロソ・カスク。

塩気を含んだ スモー キーなナッツ、 ミルクチョコレート、濃厚なシロップのようなオレンジとグレープフルーツの柑橘感、ほのかなクローブとシナモン、そしてクルミとプラリネ の香り。

さらに香りが開くにつれ、ブラウンシュガー、レーズン、ドライアップル、メロン、熟れた洋ナシが現れ、これらの繊細なフルーツの香りに見事に織り込まれて、穏やかなスモークが漂います。

口に含むと力強さが感じられ、まったりした存在感が際立つ1本です。

オクトモア 13.2 オロロソ・カスク 58.3度 700ml

用意した酒肴は妻自慢のウイスキーに合う料理

折角妻が用意してくれたので、この日の酒肴も左からご紹介します。

  • 枝豆(ビールを飲む友人も参加)
  • ルンダン(インドネシア料理)
  • 焼きビーフン春巻き
  • ミーゴレン(インドネシア料理)
  • きゅうりのピリ辛漬け
  • トマトとクリームチーズのサラダ

他にもインドネシアのスイーツなんかもありましたが、こんな感じです。料理に興味がある方用にまだ記事にしていないものは別記事作り方を記事にしたいと思います。

飲んでみてもらった感想

まぁ友人との宅飲みなんで、それほど感想にも拘ってなかったのですがキルホーマンのアルマニャックカスクが開栓して時間が経つと、アルマニャックの甘さが随分でてまして、最高の甘臭さ加減だった事もありかなりお気に入りの様子。

残量も半分以下になっていたのでプレゼントしました。

アードベッグ8年ディスカッションは10年の方がやっぱりお好きなご様子でしたね。私もまぁ10年の方が好きですね。

そしてオクトモア13.2とラフロイグ10年 シェリーオークフィニッシュはストレートで飲んでほしかったんですが、やはりロックで飲んでましたね。甘さも煙もやはりストレートに比べロックにすると劣りますね。

あとがき

今回はほぼ2人でのウイスキーサシ飲み状態でしたが、やはり久しぶりの友人との飲み方は楽しかったです。そして彼の常飲酒はやはり「ブラックニッカ ディープブレンド」でしたね。

次回開催はまた違った趣向で飲んでみてもらいたいですね。とはいえ私の家のストックはアイラモルトが多いので、ちょっとスペイサイドやハイランドのフルーティなモルトも買い足してみようかな。

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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