砂漠のピスコ蒸留所「トレス・ヘネラシオネス」。ピスコ婦人と呼ばれるピスコ生産者の実力が垣間見れます。
今回はトレス・ヘネラシオネスの種類や味の特徴、そしておすすめの飲み方をご紹介。
トレス・ヘネラシオネスとは
ピスコの名産地であるペルーのイカは砂漠の海岸沿いにある街で一年を通じて乾燥して温暖な気候。ピスコの蒸留所巡りや砂丘のオアシス「ワカチナ」などの観光で有名。
1856年にこのイカでファニータ・マルティネス氏は女性としては非常に稀なピスコ生産を義父に教わり、さらに発酵過程で葡萄の自然な甘味をコントロールすることに重きを置き、葡萄品種のアロマとアルコール度数のバランスを考え、より洗練されたピスコの生産を行います。
2003年にトレス・ヘネラシオネスとブランド名を変更し、進化しつつも伝統も守り、旧式の蒸留器(ファルカ)を現在も大切に使用しています。この旧式のファルカと現在一般的な蒸留器アランビケの2つの蒸留器を使い分ける珍しいピスコ生産者です。
ピスコの生産に大きく貢献したファニータ・マルティネス氏を人々は敬意を持って「ピスコ婦人」と呼んでいるそうです。
トレス・ヘネラシオネスの種類と味の特徴
ピスコ・アチョラド
アチョラドとは数種類の葡萄をブレンドしたタイプのピスコ。 葡萄品種は ケブ ランタに、アルビジャ、トロンテルのアロマティ コ(芳香性)2種をプレンド。 ほのかな甘味とブレンドによってバ ランスのとれたアロマとフレッシュさが特徴。
容量500ml・アルコール度数42度
ピスコ・ケブランタ
ピスコ生産において、最も重要な品種ケプランタ100%。 ピスコサワーやチルカノ等の力クテルにも使いやすいピスコ。 しっかりしたボディに葉巻、マンゴー、ピーカンナッツの香り、口に含むと甘味を長く感じる。
容量500ml・アルコール度数44度
ピスコ・イタリア
イタリア種特有の繊細 で洗練さ れたエレガントなアロマは、柑橘類の花の蜂蜜を感じさせる。 口に含むとライム、ゴールデンレーズン、ハーブ等を思わせる味わい。
容量500ml・アルコール度数42度
ピスコ・モストヴェルデ・ケブランタ
モストヴェルデはモストの発酵途中で蒸留を行い、葡萄の糖分を残したまま製造する手法。緑の草のアロマ、味わいは丸みがありビロードのような滑らかさで余韻も長い。
容量500ml・アルコール度数41度
ピスコ・モストヴェルデ・トロンテル
モストヴェルデはモストの発酵途中で蒸留を行い、葡萄の糖分を残したまま製造する手法。柑橘類とフローラルな アロマ、とても甘く、丸みがりなめらか な味わいが口の中で長く続く。
容量500ml・アルコール度数41度
トレス・ヘネラシオネスのおすすめの飲み方
トレス・ヘネラシオネスのおすすめの飲み方は定番のピスコサワー。
ピスコサワーのレシピはピスコ 45ml、卵白1個、レモン果汁15ml、ガムシロップ15ml、アンゴスチェラ・ビターズ少々を使用します。
ガムシロップにレモン汁とピスコを入れてよく混ぜ、ブレンダーに入れ氷を入れて液体が2倍になるようにし、氷が完全に砕けるまで混ぜます。
卵白を加えてかき混ぜ、グラスに注いで中央にアンゴスチェラ・ビターズを1滴落として完成です。
榎商店 STAFFより
トレス・ヘネラシオネスは同じホワイトでもそれぞれが非常に特徴のある味わいです。
カクテルベースとしてなら「ピスコ・ケブランタ」がおすすめ。そして自宅でストレートで飲みたい方は「モストヴェルデ」のどちらかがおすすめとなっています。
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