アイラ島の蒸留所の中でも特に熱狂的なファンが多いアードベッグ蒸留所。そしてレギュラーボトルの中でもフラッグシップのアードベッグTENが素晴らし過ぎるんです。
今回は『アードベッグTEN』にスポットをあてて解説・おすすめポイントなどをまとめていきます。
この記事は銘柄の中でも限定品であったり、少し特別なボトルにスポットを当てて何が特別なのかを解説していく記事になります。
アードベッグの様々なボトル
アードベッグ蒸留所はアイラ島にある蒸留所で病みつきなるクセがある味わいでアードベギャンと呼ばれる熱狂的なファンがいます。
年1回アードベッグデー向けにリリースされる限定ボトルやコミッティボトルはなかなか入手が難しいのですが、2022年より日本向けコミッティストアも誕生しました。
2022年の販売されたアードベッグ アードコアもストア販売開始後ものの数分で売り切れになりましたね。限定品はもちろんレギュラーボトルも非常に人気なんです。
アードベッグ レギュラーボトル
現在アードベッグのオフィシャルで通年販売されているレギュラーボトルをまとめてみます。
- アードベッグ5年 ウィー・ビースティー
- アードベッグTEN(10年)
- アードベッグ アンオー(日本終売)
- アードベッグ ウーガダール
- アードベッグ コリーヴレッカン
フラッグシップボトルはアードベッグTEN(10年)ですね。今回はド直球のレギュラーボトルをピックアップしたわけですが、それには当然理由があります。
アードベッグTEN(10年)のテイスティングノート
香りは爽やかで海を思わせるヨード香、燻製魚、炭焼コーヒーの香りに、柑橘系の果実の香りが加わる。チョコレートとタフィーの甘さ、シナモンスパイス、薬品のようなフェノールの香りが魅力的に入り混じっている。
味わいは口当たりは、最初少しぴりっとした刺激があり、その後重厚感が現れ甘美な味わい。フィニッシュはドライ。タバコの煙とエスプレッソコーヒーのフレーバーとともに、深みのあるピート香が口一杯に広がる。
余韻は余韻は長く豊かでスモーキー。砕いたピートや麦芽の甘みが残る。
容量700ml・アルコール度数46度
アードベッグTEN(10年)のここが素晴らしい
アードベッグはアイラ島で造られる様々な蒸留所のシングルモルトの中でもヘビリーピーテッドに当てはまります。そしてアイラ島のピートといえば海藻がまじりヨード香がするクセの強い風味なんです。
では同じくアイラ島の蒸留所でクセの強いラフロイグ10年よりもアードベッグ10年はなぜ人気なのでしょうか。
それはアードベッグの酒質ではないかと思ってて、風味のインパクトとはウラハラに非常に酒質は軽くライトなんでですね。さらにオレンジを感じさせる柑橘感とストレートで飲んだ時に感じるフィニッシュの若干の甘みが素晴らしいんです。
ライトで口当たりもよく、しっかりとインパクトのある風味と柑橘系の爽快さ、さらには程よくふわりと感じる甘味が一体となって感じる美味しさがいいんです。
アードベッグTEN 最後のおすすめポイント
アードベッグTENの最後のおすすめポイントはハイボールとしての食中酒の美味しさですね。肉料理にとても相性がよく、口に広がるピートの香りとオレンジの酸味が料理を引き立ててくれます。
スモーキーさは強いですが、ヨード香は程よい感じでこの磯っぽさもまたクセになる味わいですね。価格的には贅沢なハイボールですが、飲みに行った事を考えるとその贅沢も安く感じるのではないでしょうか。
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