ポッチゴー8年 レビュー

スカイ島に本拠地を置くプラバン ナ リンネ社のゲーリック・ウイスキーがリリースしている「ポーッチゴー8年」を購入し飲んでみました。やはりキーモルトにはタリスカーが使われているようです。

今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

ポッチゴー8年の感想

今回のポッチゴー8年はSNSで何度か見かけた事がある程度で実は知らなかったのですが、ゲーリックウイスキー(プラバン ナ リンネ社)がリリースしているボトルで、8年の他に12年、21年がありますね。

スカイ島が本拠地という事で、キーモルトにはタリスカーも使用されているブレンデッドモルト。

IWSC2023ではブロンズを獲得していますね。

では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

ポッチゴーのフラッグシップとなるこのポッチゴー8年。ラベルの裏面を引用してみると

ピートとスモークの微妙な香りがあり、豊かなシェリーウッドの甘さとクルススパイスによって絶妙にバランスが取れ、ノンチルフィルタードの8年熟成で長くスモークキーでライトな味わい。
引用元:POIT DHUBH 8 YEAR OLDUNCHILFILTERED – Pràban na Linne Ltd

では実際に飲んでみた感想を書いてみます。

ポッチゴー8年 ストレート

ポッチゴー8年 ストレート

香りは甘いハチミツとライトなドライフルーツの香りにわずかに柑橘とピートとスモークが感じられますね。優しく甘い香りの中にそっと寄り添うようなピートスモークがいいですね。

口に含むと甘味が強く同時にペッパースパイスと塩っ気が広がり、余韻にほんのりピートスモークという感じでしょうか。ただしそれらの間ずーっと一緒に甘味がありますね。

甘味はあるのに余韻は少し辛口に感じるのは潮っ気からくるものでしょうか。意外と複雑味が感じられ飲みやすく美味しいですね。

ポッチゴー8年 ロック

ポッチゴー8年 ロック

ストレートで感じた味わいでロックに凄く期待が高まっています。氷に冷やされた段階ではピートスモークが強まりますね。特にピーティな香りが前に出てきたように思います。

飲んでみると甘いドライフルーツやビターチョコレート、カカオのようなコクのある味わいで甘味と苦味のバランスが良く美味しいですね。

氷が溶けてくると、少し苦みも強まりますが滑らかな口当たりと甘さで美味しいです。余韻のビターさに潮っ気も感じられ美味しいです。

ポッチゴー8年 ハイボール

ポッチゴー8年 ハイボール

最後にハイボールにするとスッキリとした甘味とフルーティかつ、ほんのりと感じるピートスモークが特徴的なハイボールですね。

ハイボールにするとスパイシーさやブリニーさは弱まり甘く微かにピーティで凄く飲みやすいですね。

ポッチゴー8年 個人的評価

おすすめの飲み方としてはストレートもしくはロックですかね。ストレートやロックで飲んだ際のフィニッシュに確かにタリスカーっぽさを感じます。

ハイボールでは甘味があり凄く飲みやすいですが、ポッチゴーである必要はない気がしました。

かなり美味しいと思います。価格はだいたい4000円台というのがネックかな。とは言えこのくらいの価格のブレンデッドモルトは山程ありますし、美味しさは他の銘柄に引けを取らない味わいです。

もっと有名になってもいいのにぁと感じました。

「本当は教えたくない」なんて方もいらっしゃいますが、確かにバレてない今がチャンスの銘柄の一つかもしれませんね。12年や21年も飲んでみたくなりました。

ポッチゴー 8年 43度 700ml

 

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