2018年にアイルランドで設立された「クロナキルティ」がいよいよ2022年に販売開始されました。今回はクロナキルティの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。

クロナキルティ蒸留所

クロナキルティ蒸留所は2018年にアイルランドのコーク州南部にあるクロナキルティに設立されます。2019年3月よりスピリッツを蒸留開始。

自社畑で生産された大麦を使用し単式蒸留器で3回蒸留して造られます。蒸留所の設立は農場を営んでいたスカリー家で、同家所有の農場で造られる大麦が原料に使用されています。

新しい蒸留所からのリリースは毎度のことながら心が踊るのぉ。30000l仕込まれたニューメイクがどのような樽で熟成されリリースされたのか。
えのき先生
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クロナキルティの種類と味の特徴

クロナキルティでリリースされたいくつかのボトルを紹介しよう。
えのき先生
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クロナキルティ ギャレーヘッド シングルモルト

クロナキルティ ギャレーヘッド シングルモルト

バーボン樽で4年以上熟成された原酒を、ボルドー赤ワイン樽とNEOC樽を使い4ヶ月~12ヶ月カスクフィニッシュ。

カカオ、熟したフルーツの香り。味わいはダークチョコレート、レッドベリー、リコリス。スパイシーで長い余韻が特徴です。

容量700ml・アルコール度数40度

クロナキルティ ギャレーヘッド シングルモルト 40度 700ml

クロナキルティ シングルバッチ ダブルオークフィニッシュ

クロナキルティ シングルバッチ ダブルオークフィニッシュ

バーボン樽で10年熟成されたグレーンウイスキーとバーボン樽で4年熟成されたモルトウイスキーをブレンド。アメリカンオークの新樽とトーストとリチャーしたボルドー産ワインオーク樽にそれぞれ3~6ヶ月間後熟。

香りはスパイスの香り、バニラ、芝生、微かにリンゴや洋梨そしてレザー。味わいはペッパー、生姜などのスパイシーさ、かりたての芝生、ヘーゼルナッツやアーモンドが特徴です。

容量700ml・アルコール度数43.6度

クロナキルティ・シングルバッチ・ダブルオーク 700ml

クロナキルティ ポートカスクフィニッシュ

クロナキルティ ポートカスクフィニッシュ

バーボン樽で10年熟成されたグレーンウイスキーと4年熟成されたモルトウイスキーを、3~12ヶ月間ポートワインでカスクフィニッシュ。

香りは甘いリンゴや熟れたピーチ。クリーミーでほんのり木の香り。味わいはチェリーやレーズンのフルーティさ。カルダモンやチリなどのスパイス。

容量700ml・アルコール度数43.6度

クロナキルティ ポートカスクフィニュッシュ 700ml

クロナキルティ シングルグレーン ボルドーフィニッシュ

クロナキルティ シングルグレーン ボルドーフィニッシュ

バーボン樽で8年熟成されたグレーンウイスキーを3~12ヶ月間ボルドーワイン樽でカスクフィニッシュ。

香りはトーストしたオークと甘いレッドベリーの香り。味わいはバニラ、ウッドスパイス、ハチミツ、イチゴのフルーティーな味わいが特徴です。

容量700ml・アルコール度数43.6度

クロナキルティ シングルグレーン ボルドーフィニッシュ 700ml

クロナキルティのおすすめの飲み方

クロナキルティのおすすめの飲み方はストレートやロックがおすすめです。フィニッシュにワイン樽が使われているので、その特徴を堪能できる飲み方ですね。

ハイボールにしても美味しいですが、ワイン樽の渋みを感じる方もいるかもしれません。クロナキルティ シングルバッチ ダブルオークフィニッシュが特にハイボールにおすすめです。

赤みがかった色合いのものよりも、色が薄いもののほうがハイボールに合うんじゃな。
えのき先生
えのき先生

クロナキルティをおすすめする方

ジェムソンやBUSKERといったアイリッシュウイスキーが好きな方やワイン樽で後熟されたボトルが好きな方におすすめ。

そして何より新しい蒸留所なので、早めに飲んでみたくなりますよね。日本への流通量も少なくはなさそうですが最初は人気ですぐに無くなるかもしれませんね。

えのき商店 STAFFより

毎回新しいウイスキーを紹介するのは楽しいですね。今回のクロナキルティは凄く新しい蒸留所ですし、飲みやすいアイリッシュということ、そしてワイン樽でのフィニッシュとウイスキー初心者の方にも是非手にとっていただきたいボトルとなっています。

スムースな飲み口とワイン樽後熟のフルーティさを是非楽しんでみてください。

 

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