コンパスボックス オーチャードハウスのキーモルトを知る

コンパスボックスからリリースされている超フルーティなブレンデッドモルト「オーチャードハウス」を構成するキーモルトについての解説記事です。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

オーチャードハウスの特徴とキーモルト

オーチャードハウスのキーモルトは

  • クライヌリッシュ(ハイランド)
  • リンクウッド(スペイサイド)
  • ベンリネス(スペイサイド)
  • アベラワー(スペイサイド)
  • カリラ(アイラ)
  • ハイランド・ブレンデッドモルト(ハイランド)

上記をキーモルトとしてモルト原酒のみで造られるブレンデッドモルトです。ハイランドブレンデッドモルトの構成は不明ですが、ヘヴィ・トースト フレンチオークカスクだそうです。
❇コンパスボックスのブレンデッドはバッチごとに原酒の構成比率が異なります。オフィシャルでは比率もPDFをダウンロードすると掲載されていますので、下記リンクよりご確認ください。

キーモルト1:クライヌリッシュの特徴

クライヌリッシュ14年

ヘザーハニーのようなコクのある甘味、蜜蝋を思わせるワクシーなフレーバー。ドライでアーシーな風味が鼻に抜け微かな潮風の余韻が残ります。香りは洋梨、さくらんぼ、蜜蝋、スッキリした甘さ、木材、ワックス。味わいは辛口、軽い塩気、紅茶。時間が経つほど甘味を強く感じる。

おすすめ:クライヌリッシュ14年

クライヌリッシュ 14年 46度 700ml

キーモルト2:リンクウッドの特徴

リンクウッド 12年

麦芽っぽい中に新鮮なフルーツ香、ほのかに感じるバニラ香、軽いシガーとほのかな香水。ライトからミディアムで丸みのあるボディに滑らかな口当たり。全体的に甘く爽やかな酸味が特徴です。

おすすめ:リンクウッド 12年 花と動物シリーズ

リンクウッド12年 UD花と動物 700ml

キーモルト3:ベンリネスの特徴

ベンリネス 15年

ややスモーキー、焦がしたタフィー、フローラル、シェリー香。丸みを帯びたボディ、アニスやバニラの良い甘さが特徴でスパイス感のある香りや蜂蜜のような濃密さバニラ感そして徐々にスパイシーさが顔を出します。

おすすめ:ベンリネス 15年 花と動物シリーズ

ベンリネス 15年 UD花と動物 700ml

キーモルト4:アベラワーの特徴

アベラワー 12年 ダブルカスクマチュアード

香りは優しくて円やかな香り、りんごのフルーティーさ。味わいはチョコレート、トフィ、シナモン、ジンジャーのバランスのとれたフルーティーなアロマと、シェリーのキャラクター。

おすすめ:アベラワー 12年 ダブルカスクマチュアード

アベラワー 12年 ダブルカスクマチュアード 40度 700ml

キーモルト5:カリラの特徴

カリラ12年

香りは柑橘系のフルーツとスモークそして微かにピートの香り。少し甘めな口当たりからピート、スモーキーさが余韻で長く続きます。ストレートで飲むと思ったよりも甘みが強く、ハイボールで飲むとしっかりとピーティでスモーキー。

おすすめ:カリラ12年

オーチャードハウスのおすすめポイント

非常にフルーティな原酒をブレンドしているのが特徴で、甘いフルーティさの中にも微かにカリラのピートが香るのが良いですね。

どんな飲み方でもフルーツの甘さが感じられます。

オーチャードハウスからのおすすめ銘柄

オーチャードハウスを飲んで気に入った方が次に手に取るおすすめの銘柄といえば、同じタイプのブレンデッドモルトであれば『ティモラスビースティ』あたりがおすすめです。

またコンパスボックス社のスタンダードシリーズであるピートモンスターやスパイスツリーでまた違った味わいを楽しむのもいいですね。

そしてキーモルトからシングルモルトを選ぶとすれば『クライヌリッシュ14年』がおすすめです。そして花と動物シリーズをいろいろと飲んでみるのもいいですね。

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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