コンパスボックス グラスゴーブレンドのキーモルトを知る

コンパスボックスからリリースされているグラスゴーに触発されて造られた「グラスゴーブレンド」を構成するキーモルトについての解説記事です。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

グラスゴーブレンドの特徴とキーモルト

グラスゴーブレンドのキーモルトは

  • クライヌリッシュ(ハイランド)
  • アベラワー(スペイサイド)
  • ラフロイグ(スペイサイド)
  • キャメロンブリッジ(ローランド)
  • ハイランド・ブレンデッドモルト(ハイランド)

上記をキーモルトとして造られるブレンデッドウイスキーです。ハイランドブレンデッドモルトの構成は不明ですが、ヘヴィ・トースト フレンチオークカスクだそうです。
❇コンパスボックスのブレンデッドはバッチごとに原酒の構成比率が異なります。オフィシャルでは比率もPDFをダウンロードすると掲載されていますので、下記リンクよりご確認ください。

キーモルト1:クライヌリッシュの特徴

クライヌリッシュ14年

ヘザーハニーのようなコクのある甘味、蜜蝋を思わせるワクシーなフレーバー。ドライでアーシーな風味が鼻に抜け微かな潮風の余韻が残ります。香りは洋梨、さくらんぼ、蜜蝋、スッキリした甘さ、木材、ワックス。味わいは辛口、軽い塩気、紅茶。時間が経つほど甘味を強く感じる。

おすすめ:クライヌリッシュ14年

クライヌリッシュ 14年 46度 700ml

キーモルト2:アベラワーの特徴

アベラワー 12年 ダブルカスクマチュアード

香りは優しくて円やかな香り、りんごのフルーティーさ。味わいはチョコレート、トフィ、シナモン、ジンジャーのバランスのとれたフルーティーなアロマと、シェリーのキャラクター。

おすすめ:アベラワー 12年 ダブルカスクマチュアード

アベラワー 12年 ダブルカスクマチュアード 40度 700ml

キーモルト3:ラフロイグの特徴

ラフロイグ10年

爽快なピートと磯の香り。味わいはバニラ、クリームの滑らかさ、ややオイリーなコク。海藻を想わせるユニークな心地よい後味。ヨード香に隠れているがフルーツの甘味が感じられ、ピーティなのに甘くマスカットやマンゴー、そしてナッツのような香ばしさも。

おすすめ:ラフロイグ10年

ラフロイグ 10年 43度 700ml

キーモルト4:キャメロンブリッジの特徴

世界で一番最初にグレーン・ウィスキーを作った蒸留所。穀類のみを使用した極めて珍しいシングル・グレーン・ウイスキーを生産しています。柔らかく、樽や原料に由来する甘い香味が特徴。

おすすめ:キャメロンブリッジ グレーン

グラスゴーブレンドのおすすめポイント

グラスゴーブレンドは、非常に高い割合のハイランドおよびアイラシングルモルト(約65%)で作られており、低地の穀物を組み合わせています。 シェリーシーズンの味付けされた樽、アメリカのオーク樽とホグスヘッド、カスタムフレンチオーク樽の組み合わせで成熟しています。

オールラウンドで楽しめるボトルですが、ハイボールがとても美味しいです。

グラスゴーブレンドからのおすすめ銘柄

グラスゴーブレンドを飲んで気に入った方が次に手に取るおすすめの銘柄といえば、同じタイプのコンパスボックスのブレンデッドウイスキーであれば『アーティストブレンド』あたりがおすすめです。

またコンパスボックス社のスタンダードシリーズであるピートモンスターはブレンデッドモルトで、非常にスモーキーな美味しさで知られています。

そしてキーモルトからシングルモルトを選ぶとすれば『クライヌリッシュ14年らラフロイグ10年』がおすすめです。グラスゴーブレンドを飲んでフルーティさを追求したい方はクライヌリッシュをピートスモークが気に入った方はラフロイグを選びましょう。

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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