ダルモア蒸留所から新シリーズである「ダルモア ポートフォリオシリーズ」が発表されました。3種類のラインナップがあるようです。
今回はこのダルモア ポートフォリオシリーズはどんなウイスキーかご紹介いたします。
ダルモアについて
1839年設立ハイランドの大麦の大生産地アルネスにあります。1263年の国王アレクサンダー3世が雄鹿に襲われそうになった際にマッケンジー家が王を救い、王から雄鹿の紋章の使用を許されます。
そこからダルモアのボトルには雄鹿のエンブレムが使用されています。
ボトルに雄鹿のエンブレムが目を引くハイランドモルトといえば『ダルモア』コクのある深い風味で有名です。ここではダルモアの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。 ダルモアの歴史と蒸留所 ダルモア蒸留所は …
ダルモアのフラッグシップボトルである「ダルモア 12年」は辛口白ワインを思わせるような苦味やマスカットの香り。そして甘いオレンジ、ぶどう、らくがんのような甘さや酸味のあるコーヒーのようなフレーバーが特徴。
ダルモア ポートフォリオシリーズとは
スコットランドのデザイン博物館であるV&Aダンディーと協力し、特別に委託された芸術作品とウイスキー作りの傑作を組み合わせたシリーズ。
最初のパートナーであるアーティストのフレイザー・グレイ氏はダルモアの蒸留所の建物と私たちの静止画の独特の形に影響を受け、輪郭を取り、大胆な色を取り入れています。
ダルモア ポートフォリオシリーズのラインナップ
今回リリースされるダルモア ポートフォリオシリーズの3種類のラインナップの特徴をご紹介致します。
ダルモア ポートフォリオシリーズ ボルドーワイン
ボルドーで最も古く、最も権威のあるワイン農園の樽で仕上げ。ワインの複雑さと優雅さが特徴。
テイスティングノート
香り:レモン霧雨ケーキ、マヌカハニー、ブドウパルプ、ゴールデンデリシャスアップル。
味わい:濃厚なバニラ、柑橘類、熟した果物。
余韻:クリーミーなカスタードでびしょぬれにしたポーチド梨。
ダルモア ポートフォリオシリーズ シャトーヌフ・デュ・パペ・ワイン
Châteauneuf-du-Papeの石の土壌にあるブドウ畑の樽で仕上げ。
テイスティングノート
香り:ピンクグレープフルーツ、ジンジャー、バニラ、マーマレード、タフィーアップル、レーズンの香り。
味わい:砕いたアーモンド、甘いサルタナ、新鮮な生姜、柔らかい甘草。
余韻:ポーチドナシとクランベリー。
ダルモア ポートフォリオシリーズ ボルドー・カベルネソーヴィニヨン
世界で最も象徴的な土地の1つからの樽で仕上げ。
テイスティングノート
香り:ダークフォレストフルーツ、セビリアオレンジ、甘草、杉の木。
味わい:ブラックカラント、焼きりんご、デメララシュガー、温かいダークカカオと絡み合っています。
余韻:ベルガモット、パッションフルーツ、ベイクドブリオッシュ、バランスの取れたウッドスパイス。
おすすめの飲み方
今回リリースされたダルモア ポートフォリオシリーズのいずれもストレートやトワイスアップがおすすめです。
ワイン樽の心地良いフルーティさ甘酸味をストレートで優雅にゆっくりと味わいたいですね。そしてウイスキーならではの複雑な香味を愉しめると思います。
榎商店STAFFより
今回のダルモア ポートフォリオシリーズは2024年9月1日から30日までヒースロー空港のみで販売され、その後世界中の一部の空港で販売されるそうです。
一部の空港の中に日本の空港は入っているのか気になりますが、ダルモアのワイン樽仕上げといい、カートンデザインの素晴らしさといい、ぜひ飲んでみたいですね。
詳しい情報はダルモアオフィシャルのページリンクを載せておきますので、興味がある方は御覧ください。
A uniquely hand-crafted and exclusive annual release of 3 Single Malts
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