榎商店ではブレンデッドウイスキーのキーモルトを記事で解説していますが、今回は逆引きでグレンエルギンをキーモルトとして使用しているブレンデッドウイスキーをまとめてみます。
この記事は好きなシングルモルトが使われるブレンデッドウイスキーを知ることで、より幅広くウイスキーを楽しむキッカケになってくれればという企画です。
グレンエルギンが使われるブレンデッドウイスキー
- コンパスボックス デロス
- コンパスボックス セレスチアル
- コンパスボックス フレイミングハート
- コンパスボックス ストーリー・オブ・スパニアード
- コンパスボックス ストレンジャー&ストレンジャー
- ブルーハンガー
- ジョニーウォーカー18年
- ホワイトホース
ちょっと抜けているものもあるかもしれませんが、これまで榎商店のブログで紹介したものになります。
コンパスボックス デロスの特徴
熟した洋ナシ、パイナップル、オレンジオイル、バニラクリームのような鼻に抜ける甘いジューシーさ。フルーツタルトとホワイトチョコレートの口当たりに、ウイスキーの成熟度が徐々に高まり、グアバ、ヘザーハニー、チャイのスパイスが現れます。
コンパスボックス セレスチアルの特徴
コンパスボックスのExtinct Blends Quartetシリーズ。
ヘビー級のピートスモーク、ビーチの焚き火から始まり、沿岸の煙に。ジンジャーのような豊かさ、バニラとグリルしたリンゴ、ドライでオーキー、肉のスモーキーさにつながります。
コンパスボックス フレイミングハートの特徴
エネルギッシュなピートの燃えかす、シガーラッパー(ブランドシール紙)、砂糖漬けジンジャーの香り、味はオイリー、リッチ、スモーキーで素晴らしい風味。
コンパスボックス ストーリー・オブ・スパニアードのキーモルトの特徴
使用モルトの48%がシェリー樽、25%がスペイン産の赤ワイン樽で熟成。リッチでネガティブな要素はなく、シェリー樽と赤ワイン樽が素晴らしくマッチしていて飲み飽きることなく楽しめます。
コンパスボックス ストレンジャー&ストレンジャーの特徴
ボディはソフトで甘くフルーティー、完熟リンゴ、カスタード、シナモン、バニラ、洋梨、バナナ、余韻も上品な穏やかで熟成感が味わえます。
ブルーハンガーの特徴
香りはホワイトと柑橘系の果物、ハニーナッツ、バニラ、マジパン、ピートスモーク。味わいは麦芽、少しのココアとモカの中にオークスパイス。オレンジの皮とリンゴ、黄金の大麦とスモークが特徴。
ジョニーウォーカー18年の特徴
カーデュ、グレンエルギン、オスロイスクを含む甘さと優美さで知られるクラシックなスペイサイド、ブレアアソールを含むフルーティで複雑なハイランド、そして繊細なスモーキーさを漂わせるアイランズなど、複雑でスムースな18年熟成ウイスキー。
ホワイトホースの特徴
花や蜂蜜を思わせる甘くフレッシュな香り、まろやかでドライなバランスの良い上質な味わい。蜂蜜の甘い香りと草っぽい感じ。微かなスモーキーな香り。甘味とビターさ、口に含むとスモーキー。
おすすめボトル
グレンエルギン好きの方が選ぶとすれば、ジョニーウォーカー18年がおすすめ。クラシックなスペイサイドの甘美な味わいが楽しめますね。
そして初心者の方にはホワイトホースがおすすめ。ただホワイトホースはグッとスモーキーさが出ているのでブレンドした時の違った味わいを楽しんでみましょう。
購入前の注意と楽しみ方
ブレンデッドを飲んだ際に、銘柄の味わいを楽しみにしていたものの、全然違うというのはよくある話で、キーモルトの配合比率や組み合わせで大きく香りや味わいは違って当たり前ですよね。
じゃ購入する価値はないのかというとそうではないと思ってて、ふと感じられる推しの原酒がまた堪らないんですよね。
これらの原酒やグレーンとブレンドするとこういった味わいになるんだという体験は素晴らしいと思います。
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