ボトラーズのジェームス・イーディーがリリースしたブレンデッドウイスキー「トレードマーク X」。今回はトレードマーク Xを構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
ジェームス イーディー トレードマーク Xの特徴とキーモルト
トレードマーク Xのキーモルトは
- カリラ(アイラ)
- アベラワー(スペイサイド)
- クライゲラキ(スペイサイド)
- タリスカー(アイランズ)
- グレンドロナック(ハイランド)
- ラガヴーリン(アイラ)
この6つのモルト原酒の他に閉鎖蒸溜所であるカンバスとリトルミルを含む12の蒸溜所のシングルモルトと2種のグレーンウイスキー。
キーモルト1:カリラの特徴
香りは柑橘系のフルーツとスモークそして微かにピートの香り。少し甘めな口当たりからピート、スモーキーさが余韻で長く続きます。ストレートで飲むと思ったよりも甘みが強く、ハイボールで飲むとしっかりとピーティでスモーキー。
おすすめ:カリラ12年
キーモルト2:アベラワーの特徴
バーボン樽とシェリー樽で熟成されたモルト原酒を、コニャックの熟成に使用されるフレンチリムーザンオーク樽でフィニッシュさせた逸品です。
おすすめ:アベラワー 10年 フォレストリザーブ
キーモルト3:クライゲラキの特徴
オレンジトフィーやナッツの香り。芳醇なハチミツのようなまろやかさとフルーティーな味わい。スパイスとほのかなスモーキーさが感じられる後味。
おすすめ:クライゲラキ13年
キーモルト4:タリスカーの特徴
ほんのりと香るスモーキーさと黒胡椒のようなスパイシーさで宅飲みハイボール用のボトルとして大人気の銘柄。ブラックペッパーのようなざらつく旨味と刺激が最高です。
おすすめ:タリスカー10年
キーモルト5:グレンドロナックの特徴
辛口のオロロソ・シェリ-と極甘口のペドロヒメネス・シェリーの樽を使用した100%シェリー樽熟成。バニラ・蜜蝋・オータムフルーツ・シェリーの香りにクリームパンそして少しの酸味、ホワイトペッパーのスパイシーさも。
おすすめ:グレンドロナック12年
キーモルト6:ラガヴーリンの特徴
香りはピートとスモーキーさがガツンと来ますが、バニラの甘い香りと磯のような潮感も感じます。味わいは甘味と塩っぽさ、そして爆発的な煙という感じですね。
おすすめ:ラガヴーリン16年
ジェームス イーディー トレードマーク Xのおすすめポイント
独立系ボトラーの「ジェームス イーディー」よりリリースされたブレンデッドウイスキー「トレードマークX」。
香りはピートスモーク、サルタナレーズン、バニラ、シェリー、グラッシー。味わいは洋梨、アプリコット、穏やかなピートスモーク、ブルーベリーチョコレート、キャラメル。
ジェームス イーディー トレードマーク Xからのおすすめ銘柄
トレードマーク Xから他のブレンデッドを飲んでみたいという方ならジョニーウォーカー15年・18年やデュワーズ15年・18年がおすすめ。
常飲ハイボール用であればジョニ黒ですかね。
またシングルモルトではシェリー樽系が飲んでみたい方はグレンドロナック12年、ハイボール用ならタリスカー10年。そしてスモーキーな銘柄が飲みたい方はカリラ12年がいいでしょう。
そしてピート香をしっかりと感じたい方はラガヴーリン16年がおすすめです。
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