ブルックラディ蒸留所のラディシリーズからいよいよ長期熟成「ブルックラディ30年」がリリースされます。
閉鎖前の原酒のみを使ったボトリングでこれは非常に興味深いですね。
ブルックラディ とは
1881年ブルックラディ蒸溜所が創業、1994年にはJBB社がインバーゴードン社から買収するもその後に閉鎖。元ボウモア蒸留所のジム・マッキューワン氏とボトラーズのマーレイマクダビット社が中心となりJBB社から買収、そして2001年に再オープン。
ノンピートのザ・クラシックラディ、ヘビリーピーテッドのポートシャーロット、ウルトラヘビーのオクトモアの3種がリリースされています。
フラッグシップである「ザ・クラシックラディ」は、香りはフローラル、甘い大麦とかすかにミント、少量の水を加えると、キャラメリゼしたフルーツ、蜂蜜、レモンドロップ。味わいはさわやかで洗練されてる。オークと大麦の甘み、ブラウンシュガー、青りんご、梨。
ブルックラディ 30年の特長
今回リリースされる「ブルックラディ 30年」は1989年、1991年、1992年に蒸留された原酒を100%バーボン樽で熟成。
リフィルホッグヘッドで50%の満期熟成、50%のリフィルホッグヘッドは20年後に新鮮なバーボン樽に移し替えられます。これら全ての樽の原酒をボトリング前の3ヶ月間リフィルバーボン樽でマリッジさせています。
アルコール度数は43.2%でボトリング。
テイスティングノート
香り:オークの穏やかな香り、ココナッツ、ゴースの花、ブラジルナッツ、バニラ。ゼラニウムとバラの微妙なフローラル、梨、砂糖漬けのレモン、柔らかいスパイスとシナモン。
味わい:トーストオークの繊細な甘さ、果物、蜂蜜、ファッジ、革のヒント。新鮮なアイラ海の空気の繊細な塩味と酸味。
フィニッシュ:暖かいオーク、海塩の鮮やかな酸味、柔らかいバニラと甘いココナッツ。
榎商店STAFFより
一度閉鎖されたブルックラディ蒸留所の閉鎖前原酒の「ブルックラディ 30年」。当時のスタッフで残ったたった2人が守り、倉庫の奥深くで成熟し続けた樽からのリリースです。
またこのブルックラディ30年のカートンといいますか、包装といいますか、ボトルに巻きつけるようなタイプでデザインがものすごくオシャレなんです。これは同日にリリースされたブルックラディ 18年と色違いとなっています。
日本市場で販売開始されるのはまだ少し先にはなると思いますが、待ち遠しいですね。興味がある方はオフィシャル(英語)のリンクを掲載しておきますので、ご覧になってみてください。
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