トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリース レビュー

タリスカー好きの私としてはやはり外せないスカイ島の新しい蒸留所トルベイグのシングルモルト「トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリース」。

今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリースの感想

タリスカー蒸留所のあるスカイ島の2つ目の蒸留所ということで、2017年に稼働ですから、まだ若い原酒だとはわかっていたので、まだ先でいいかなとも思ってたのですが、我慢出来ませんでした。

では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

80%ファーストフィルバーボンと20%リフィルウイスキー樽の原酒を使用。

香り:木質のタバコと砕けやすいバニラショートブレッド。素朴なピートスモークとレモンの皮、スモーク貝の塩辛い海のノートが組み合わされています。
味わい:独自の大胆なピート、オイリーなタール、ロースト、塩漬けナッツ、軽いフルーツサラダ。ヘザー、フェンネル、そして刺激の強いペッパースパイスのタッチ。
フィニッシュ:リンゴとキウイ、バニラオークとピートスモークの大きなヒットで甘いフルーツノート、継続的な海風と塩辛いハーバーサイドのキャラクター。
引用元:Library of Releases – Torabhaig Distillery

では実際に飲んでみた感想を書いてみます。

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリース ストレート

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリース ストレート

香りは強すぎないピートスモークと潮っ気、微かにレモンピールという感じでしょうか。ほんの少しウッディさもありますね。

口に含むと塩漬けのナッツとピーティさが振らみます。バニラの甘さとペッパーなスパイスがメインで感じられますね。開戦直後に飲んだ感じではフルーティさはあまり感じられませんが、レモンやオレンジの皮のような若干の爽やかさは感じられます。

飲み進めていると、ゆっくりとバニラの主張が強まってきたように思います。そしてピーティさとアクセント程度のスパイスそしてスモークが心地よいですね。

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリース ロック

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリース ロック

ロックにすると甘味がグッと前にでてきました。バニラの甘味と柑橘系フルーツのフルーティさ、そして後からスパイシーもしっかりと感じられとても美味しいです。

フィニッシュはストレートよりも随分ビターになりますが、ロックのバランスは凄くいいなぁと思います。

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリース ハイボール

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリース ハイボール

ハイボールではまずは柑橘フルーツと少し甘味から始まりすぐに灰のようなドライなスモーク。さっぱりとキレの良い味わいにピート感もしっかりとしていてとても美味しいですね。

とても飲みやすく柑橘系ピールの爽やかさと苦みもほんのりと感じられますし、食中酒としてはとても使いやすいと思います。

トルベイグ アルトグラン レガシーシリーズ セカンドリリース 個人的評価

待望のトルベイグを初めて飲んでみたのですが、思った以上に美味しかったです。

甘さが一番強い飲み方はロック、スモーキーさが一番強い飲み方はハイボールですね。ストレートはそれらがバランスよく感じられます。どんな飲み方でもかなり美味しいと思います。

まだ若い分ピートスモークがしっかりと感じられるのでしょうか。開栓直後でもアルコールの刺激もなかったですし、これは私にはどストライクな味わい。今後のリリースが非常に楽しみになりました。

タリスカーよりもう少しピートスモークの刺激を感じたい方におすすめですね。

 

キルホーマン・マキヤーベイ
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