スコットランドで造られるウイスキー(スコッチ)の中でハイランド地方で造られているハイランドウイスキーの特徴や歴史、そしておすすめの銘柄をご紹介していきます。
ハイランドウイスキーの産地と歴史
スコットランドの北部に位置し多くの蒸留所が点在するハイランド。
スコットランドの全蒸留所の約1/3がハイランドにあるそうです。ちなみにスペイサイドもこのハイランド内にあるのですが、分けられて紹介されています。
北ハイランドには「グレンモーレンジィ」「クライヌリッシュ」「ダルモア」「オールドプルトニー」
東ハイランドには「アンノック」「グレンドロナック」「グレンギリー」
南ハイランドは「アバフェルディ」「エドラダワー」「グレンゴイン」
西ハイランドには「オーバン」等が知られています。
ハイランドウイスキーの特徴
ハイランドの特徴を一言で説明するのは非常に難しく、広大な範囲のため一概にこれとは言えない。
北ハイランド、東ハイランド、南ハイランド、西ハイランドのそれぞれの銘柄を見て好みの銘柄から同じ地方で次の1本を決めてみるのも面白い選び方です。
例えばグレンモーレンジィはもう飲んだから、グレンドロナックを飲んで違いを感じてみるのも面白い。
ハイランドウイスキーおすすめ銘柄
グレンモーレンジィ オリジナル (700ml・40度)
北ハイランド
クリーミーなバニラが舌を滑り、口の中でピーチとクリーム、マンダリンとレモンがはつらつと感じられます。
焦らすようなウイキョウとナツメグの アロマ・エッセンスに続き、蜂蜜でやさしくなでるようにネクターの味わいが現れます。クリーンでピーチのほのかな甘みとオレンジの酸味が余韻として残ります。
ダルモア 12年 (700ml・40度)
北ハイランド
ホワイト&マッカイの原酒を造ってきた名門「ダルモア」の12年。 オレンジマーマレードのようなアロマと、ドライでスパイシーなフレーバーが特徴
クライヌリッシュ 14年(700ml・46度)
北ハイランド
クライヌリッシュ 14年は、立地の影響により、わずかに海の気質を持ちながらも、はっきりとしたやわらかさ・複雑さというハイランドの特質も兼ね備えています。
グレンギリー 15年 ルネッサンスファーストキャプチャー(700ml・51.9度)
東ハイランド
滑らかで豊かな蜂蜜、アプリコット、それから桃の実、キャンディー、タフィー、生姜のヒント、リッチでクリーミーなシリアルモルトと穀物の香り。
オーク、生姜、シナモンとキャラメリゼしたブラッドオレンジの味わい。
オーバン 14年(700ml・43度)
西ハイランド
爽やかなピート香と、やや重厚なミディアムタイプのシングルモルト。ハイランドならではのまろやかで芳醇な味わいと、アイランズ特有の力強いピートの香りという、ふたつの世界を体験させてくれる一品。
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