アードベッグ8年ディスカッション レビュー

先日のアードベッグコミッティストアで販売された「アードベッグ8年ディスカッション」を購入しました。

今回はアードベッグ8年ディスカッションを飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

アードベッグ8年ディスカッションの感想

アードベッグ8年ディスカッションは「もしもアードベッグ10年がない世界だったら」というコンセプトで大いに皆さんでディスカッションしてほしいというボトルですね。

10年よりも少し若い8年熟成なのでスモーキーさも若干刺激が強いですが、シェリー樽熟成の原酒も使用しているので、フラッグシップである10年と比べてどうなのか気になりますね。

公式テイスティングノート

アードベッグコミッティストアに掲載されているテイスティングノートを引用します。

香りは強くて濃い炭、クレオソート、タール、トフィーのあと、フェンネル、セロリ、ピーマンのような植物的な香りに包まれる。やがてそれらが落ち着く頃にミルクチョコレートやアニス、木材のスモークが漂います。水を少し垂らすと、フェンネル、コリアンダー、ラベンダーなどのさらなるハーブの香りが現れ、アードベッグ特有のアロマティックウッドの煙と、新鮮で塩辛い海のしぶきのようなニュアンスも感じられます。味わいは非常にわかりやすいペッパーのような口当たりから、トレジャートフィー、アニス、塩キャラメルチョコレート、ユーカリ、メンソール、ブライヤーウッドなど、複雑なフレーバーのシンフォニーへと変化します。口に含むと、コショウのようなピリピリした感覚が続き、甘いフレーバーは、炭、スモークベーコン、焦げたトースト、タールのような香ばしいノートに変化していきます。余韻は後味は長く、ペパーミントとクローブの香りが残ります。

では実際に飲んでみた感想を書いてみます。

アードベッグ8年ディスカッション ストレート

アードベッグ8年ディスカッション ストレート

香りはやはりスモーキーな香りが強いですが、思ったよりも落ち着いている印象。これに関しては普段からスモーキーな銘柄をよく飲むので当てにならないかも。そして甘い香りを感じますね。ゆっくり飲むと確かにミルクチョコのような甘味を感じました。

味わいは若干アルコール刺激もありますが、甘味が結構強く、そしてピーティでスモーキー。アードベッグらしさは8年でもしっかりと感じられます。塩っ気もあり塩キャラメルのような味わいに少し爽やかなミント感、さらに黒胡椒ののようなスパイシーさがありますが、決して刺々しい感じではなく甘くまろやかな味わいに包まれています。

開栓直後でアルコール刺激はあるものの、甘味がしっかりと感じられとても美味しくアードベッグらしさを感じます。

アードベッグ8年ディスカッション ロック

アードベッグ8年ディスカッション ロック

ロックにすると、まずは冷やされた状態でも直ぐに甘味はしっかりと感じられます、余韻は少しビターなフィニッシュになります。

さらに氷が溶けると甘味が増し、フィニッシュまでビターさもなく甘くスモーキーな味わいが楽しめますね。甘口スモーキーでとても美味しいですね。

アルコールのピリ付きも開栓直後でも全く無く飲みやすく美味しいです。

アードベッグ8年ディスカッション ハイボール

アードベッグ8年ディスカッション ハイボール

ハイボールで飲んでみると、アードベッグ10年をハイボールにしたときのようにスモーキーさと甘味のバランスがいいですね。フィニッシュは結構ドライでスッと消える感じです。

アードベッグのハイボールはどのボトルをとっても凄く美味しいですね。アードベッグ8年ディスカッションはシェリー樽由来の若干の渋みもありますが、スパイシーさと甘さのバランスが良く美味しいですね。

アードベッグ8年ディスカッション 個人的評価

これはかなりおすすめのボトルですね。ストレート、ロック、ハイボールのいずれの飲み方でも凄く美味しいです。私の好みで言えば、ロックが素晴らしく楽しめますね。

ロックグラスに注いで直ぐに飲んでストレートに近い味わいを楽しみ、そこからゆっくりと冷やされたアードベッグ8年ディスカッションを楽しんでいくわけですが、氷が溶けて加水されたあとは、素晴らしく甘味が出てきて美味しいです。

「アードベッグ8年ディスカッション」を購入された方は、是非いろんな飲み方で愉しんでみてほしいですね。

アードベッグ 8年 フォー ディスカッション 50.8度 700ml

 

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