THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチル レビュー

非常に人気の高いアイリッシュウイスキー「THE BUSKER」からの限定リリース「THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチル」を購入しました。

今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチルの感想

少し前にコアレンジのシングルポットスチルのレビューを書いたところなんですが、今回はダブルエイジドとなっていて、ファーストフィルのバーボン樽で熟成後ヨーロピアンオークオロロソシェリー樽で更に追加で熟成されています。

そもそもシングルポットスチルとは?という事ですが、シングルモルトは大麦麦芽100%に対して、シングルポットスチルは大麦麦芽30%以上、未発芽の大麦30%以上、残りにライ麦や小麦といった穀物を使用してポットスチルで蒸留を行っているものです。

ちなみにコアレンジのシングルポッドスチルのレビューはこちらを御覧ください。

では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

THE BUSKERオフィシャルのテイスティングノートを引用致します。

レザーを思わせる煙草の香り、柔らかな余韻を残すスパイス、そしてイチジク、サルタナレーズン、プルーン、ダムソンなど贅沢な秋の果実の複雑なアロマが香ります。オークとサンダルウッドの香りが、エレガントで滑らかな後味を生み出します。
引用元:スモールバッチ シングルポットスチル

では実際に飲んでみた感想を書いてみます。

THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチル ストレート

THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチル ストレート

香りは確かに煙草やレザーの香りに、ほんのりと甘いレーズン。そして若干ブラウンシュガーのような甘さとオークの香りを感じます。

口当たりは非常に滑らかで優しく、濃厚なレーズンの甘さとウッディさ。そこにスパイスが感じられます。

凄く飲みやすくて、熟成に使用したオロロソシェリー樽の樽感もよく出てるのに、ゴムっぽさはなく上質なレザーの香りとしっかりと濃いレーズンが感じられます。

THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチル ロック

THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチル ロック

ロックにすると最初に感じられる甘味が増しますね。そこから段々とスパイスが顔を出し少しビターな甘味がフィニッシュに残ります。

ストレートに比べさらにマイルドになり、若干のクリーミーさを感じますね。

ロックでも飲みごたえがあり非常に美味しいです。

THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチル ハイボール

THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチル ハイボール

ハイボールにしてもふわっとレーズンを感じるエレガントなハイボール。少し甘口のハイボールで好きな方も多いのではないでしょうか。

若干スパイシーさは強まりほろ苦いフィニッシュなんですが、フルーティで美味しいですね。

食中酒としては若干甘味が強いかな、どちらかというとハイボールにしても食後に楽しむのが良いと思いました。

THE BUSKER スモールバッチ シングルポットスチル 個人的評価

コアレンジがとてもリーズナブルな価格ですので、今回のスモールバッチはどうかなとも思ったのですが、少し飲んでみると納得の味わいで、コアレンジとの価格差以上の味わいだと思います。

アイリッシュの滑らかな口当たりはそのままに、グッと濃厚になった飲みごたえ、シェリー樽由来のレーズン感とスパイスは素晴らしいと思います。

Webではすでに見つかりにくくなって来てますが、まだ購入できるのでバスカーファンだけでなく、シェリー樽熟成ウイスキーが好きな方にはおすすめですね。

バスカー シングルポットスチル

 

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