大人気となったアイリッシュウイスキー「THE BUSKER」を構成する原酒の1つをシングルポットスチルでリリースした「THE BUSKER シングルポットスチル」。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
THE BUSKER シングルポットスチルの感想
THE BUSKERのシリーズはとても人気ですね。榎商店のレビュー記事の中でもトップクラスでアクセスが多いのですが、これまでバスカー ブレンデッドとバスカー シングルモルトのレビューを書きましたが今回はシングルポットスチルです。
シングルポットスチルとはなんぞや?という事ですが、シングルモルトは大麦麦芽100%に対して、シングルポットスチルは大麦麦芽30%以上、未発芽の大麦30%以上、残りにライ麦や小麦といった穀物を使用してポットスチルで蒸留を行っているものです。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
ポットスチルで3回蒸溜したバーボン樽原酒とシェリー樽原酒をバランス良く使用し、味わいの引き立つ44.3%でボトリン
香りは香水のように華やかでフローラル。蜜を湛えた花やハチミツのアロマにオーク、ファッジ、クローブが続きます。味わいは豊かで、トフィやバニラの味わいにブラックペッパーが加わり、スパイシーなフィニッシュが広がります。甘味とスパイシーさが調和した温かみのある味わいのシングルポットスチルウイスキーです。
引用元:バスカー シングルポットスチル | Explore our craft philosophy
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
THE BUSKER シングルポットスチル ストレート
香りはテイスティングノートのとおりにフローラルで蜜を持った花のような香りや、はちみつの甘い香りがしますね。そして最後にクローブのような刺激が感じられます。
口当たりは滑らかで優しく、アルコール刺激を多少感じるもののはちみつ、バニラの甘さから少しペッパーのような刺激を後半に感じますが、甘さとのバランスが良く美味しいですね。
余韻は温かみのある甘さがふわーっと広がり心地よいです。
THE BUSKER シングルポットスチル ロック
ロックにして冷えると少しビター感が現れます。ペッパーやクローブのようなスパイシーさも強まりますね。
ただ甘味はしっかりと残っているので、これはこれで美味しいです。香りの感じ方はフローラルさは弱まった気がします。
氷が溶けてくると若干ベターっとした甘味になるので、ロックはあまりおすすめしないかな。
THE BUSKER シングルポットスチル ハイボール
ハイボールでははちみつの甘さと少し柑橘を感じるフルーティさが感じられ、フィニッシュは若干ビターさがでますが、スッキリと爽快に楽しめる味わい。
甘味はちゃんと残っていて、ほんのりと感じる甘さがいいですね。
食中酒としても全然使える味わいで、スパイシーさもいるので様々な料理に合わせやすいと思います。
THE BUSKER シングルポットスチル 個人的評価
ストレートはバスカーのシリーズの中でも私は好きな方かもしれません。ふわっと甘くフローラルな香りと、しっかりとした甘味からのペッパーのスパイスが凄く心地よく楽しめます。
ハイボールは流石でとても飲みやすく美味しいですね。食中酒としても活躍すると思います。
購入の順番で言えばやはりバスカー ブレンデッド、バスカー シングルモルトから、シングルグレーンかシングルポットスチルとなるかと思いますが、バスカー好きの方は是非一度飲んでみても後悔はしない美味しさです。
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