今年もキルホーマン ロッホゴルム2024の情報がオフィシャルで公開されました。
オフィシャル発表のテイスティングノートや実際に飲んだレビューをまとめてみます。
キルホーマンについて
創業は2005年と新しく、アイラ島のリン半島西側、アイラの蒸留所の中で唯一海に面していない蒸留所。規模もアイラ最小規模ですが、カフェや売店の併設で年間1万人が訪れる観光地スポットになっている。
小規模ではあるがボトリングの設備も有し、大麦麦芽の栽培→麦芽→仕込み→発酵→蒸留→熟成→ボトリングといったウイスキーの工程全てをアイラ島内で行える唯一の蒸留所でもあります。
またキルホーマンは弊社のプライベートボトルをリリースしていただきました。キルホーマン初のアルマニャックカスクなので、興味がある方は情報を御覧ください。
キルホーマン ロッホゴルムとは
キルホーマン ロッホゴルムとは、フェノール値50ppmの麦芽を使用したキルホーマンの原酒を100％シェリー樽で熟成した年1回リリースされる限定品です。
キルホーマンはほぼバーボンバレルで、シェリー樽熟成の割合は少ないので、100%シェリー樽熟成のロッホゴルムは希少だと言えますね。
入荷本数も希少さもさることながら、非常に人気のボトルで販売開始後直ぐに売り切れてしまいます。
キルホーマン ロッホゴルム 2024の特長
2014年に蒸留され、前ボデガ・ホセ・イ・ミゲル・マルティンが使用していたオロロソ・シェリー・バットで熟成。シェリー酒に浸したオークからオロロソの影響を受けています。
テイスティングノート
キルホーマンオフィシャルのテイスティングノートを引用いたします。
香り：甘いバーベキューの煙と、ダークチョコレートとドライイチジクを添えた調理されたフルーツ。
味わい：繊細なピートスモークに、ハニーローストしたナッツ、シナモン、大麦麦芽。
フィニッシュ：柑橘類と豊かなトフィーのフレッシュなノート。
キルホーマン ロッホゴルム 2024 レビュー
キルホーマンオフィシャルショップで購入できる「キルホーマン EXPLORING NEW & UPCOMING RELEASES」でロッホゴルム2024が入っているので先行でテイスティングさせていただきます。
香りは確かに甘いバーベキューの煙がピッタリで、甘くてピーティなスモーキーさがふわっと広がりますね。奥に少しビターなチョコレートと焼いたフルーツのような甘い香りを感じます。
香りだけで相当満足できますね。とてもいい香りです。
飲んでみると、まずはハチミツの甘味が広がり香ばしいナッティさとモルトの甘さ、そして次第に優しいピートスモークに包まれていくような感覚です。
やっぱりめちゃくちゃ美味しいですね。少しピリッとするスパイシーさもあり、ピートと一緒に感じられる潮っ気もまたいいです。香りほどシェリー樽のフルーティな味わいは感じませんが、幾層にも現れる味わいの複雑さと心地よさが最高ですね。
おすすめの飲み方
ロッホゴルムのおすすめの飲み方はストレートもしくは少量加水がおすすめ。
今回テイスティングしたのは20mlなのでストレートでしか飲んでいませんが、全くアルコール感も無く甘味からのスパイスや香ばしいナッティさ、更にフィニッシュで少しフレッシュな柑橘感とピートスモークがとても飲みやすく美味しいです。
ロックやハイボールにしても美味しいと思いますが、ストレートでしか味わえない幾層にも感じられる味わいを是非楽しんでいただきたいですね。
榎商店STAFFより
キルホーマン ロッホゴルムは毎年リリースされるキルホーマンの人気ボトル。当然毎年香り、味わいは変わり前年との飲み比べを愉しまれる方も多いと思います。
既にリリース情報として出ていましたので、日本での販売開始もそう遠くはないでしょうね。キルホーマンファンでも特に毎年ロッホゴルムを楽しみsている方が多いと思います。
今年のロッホゴルム2024もめちゃくちゃ美味しかったので是非手にとって飲んでいただきたいです。
榎商店でもキルホーマンの様々なボトルについて何か情報が入りましたらTwitterでお知らせいたしますので、よろしければ榎商店Twitterアカウントのフォローをよろしくお願いします。
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