タムナヴーリンはホワイト&マッカイのキーモルトとして知られています。ここではタムナヴーリンの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
タムナヴーリンの歴史と蒸留所
タムナヴーリン蒸留所は1966年創業と若く、スペイサイト地区のリベット川沿いにあることから、正式名称はタムナヴーリン・グレンリベットなのだそうです。
タムナヴーリン蒸留所はシングルモルトのリリースはしてこなくて、ホワイト&マッカイの原酒といったブレンデッド用のモルト原酒を生産していたからです。2016年に創業50周年記念としてシングルモルトがリリースされます。
このシングルモルトリリースに関しては2014年にフィリピンのエンペラドールに買収されたのも理由の一つかもしれませんね。
タムナヴーリンの種類と味の特徴
タムナヴーリン ダブルカスク
アメリカンオーク樽とシェリー樽が織り成す、香り高くリッチな味わいのシングルモルトです。
香りはりんご、ぶどう、レーズンとフローラルな香り。味わいはフルーティさとナッツ、蜂蜜、レーズン、ビターチョコ、麦。
容量700ml・アルコール度数40度
タムナヴーリン シェリーカスク
シェリー樽が造り出す、香り高くリッチな味わいのシングルモルトです。
香りはバニラ、バナナ、キャラメル、オレンジ。口当たりもやわらかで味わいは蜂蜜、バニラ、オレンジ、余韻にタンニンの渋味。
容量700ml・アルコール度数40度
タムナヴーリンのおすすめの飲み方
タムナヴーリンは価格の割に香りが素晴らしく口当たりもスムースなのでストレートがおすすめ。もしくはほんの数滴の加水がいいでしょう。
ロックで飲んでも美味しいですが、あまり氷が溶けてしまうまでに飲みたいですね。
タムナヴーリンをおすすめする方
タムナブーリンは4000円以下で買え、尚且香りが素晴らしく味わいも非常に飲みやすい。常飲するボトルとしても非常に優秀です。
ダブルカスク・シェリーカスク共にシェリー感が強く感じられるので、シェリー樽熟成に興味がある方の最初のシングルモルトとしても非常におすすめできます。
えのき商店STAFFの意見
あまり知名度は高くないですが隠れコスパが高いと知られているのが「タムナブーリン」。勿論高価格帯のシェリー樽熟成に比べると見劣りはしますが、4000円以下で買えてこの風味というのを考えると正直凄いと思います。
「コスパの良い銘柄を探しているよ」と言う方は是非一度試してみて欲しいです。
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