ウイスキー初心者の私がこういう記事を書くのもなんですが、いろんな銘柄を飲み、いろんな飲み方を楽しめるようになった現在までの道のりを簡単にまとめてみます。
ハイボールしか飲まなかった初期
私も最初は居酒屋でハイボールを嗜む程度しかウイスキーは飲んでいませんでした。
当時家では殆ど飲まなかったのですが、最初にグレンフィデック 12年のハーフボトルとボウモア12年のフルボトルを購入したのをきっかけにウイスキー道を邁進しております。
しかし当時はストレートやロックの美味しさは分からず、ハイボールばかりを飲んでました。
ジョニ黒や当時流行ったジョニーウォーカーのワインカスクにハマってたのを思い出します。
ハイボールを中心に様々な銘柄を飲んでた時に出会ってしまった2本のボトルがアードベッグ10年とタリスカー10年。これでますますハイボール道に拍車がかかるかと思ったのですが、1本のボトルがストレートへと導いてくれました。
ストレート熱狂期
その一本のボトルはと言うと「響 ジャパニーズハーモニー」です。これまでも色々とストレートを飲んでは来たのですが、割高になってもハイボールだったんですよね。
響を飲んだ時の甘さであったり、飲みやすさが一気にストレートへと私を導きます。アードベッグ10年、ポートシャーロット10年、グレンドロナック12年、グレンファークラス12年なんかはストレートで凄く美味しくて、毎日1ショットは必ず嗜むように。
この頃はストレートこそ正義のような、ちょっと感覚が狂ってたかもしれません。この頃はシングルモルトの10年や12年といったフラッグシップボトルを中心に飲んでいました。
長期熟成最高期
そしてストレート至上主義で迎えた長期熟成を飲んで感動する時期です。
とは言え大体18年熟成程度のスコッチなんですが、グレンドロナック18年は本当に最高でしたね。
他にはタリスカー18年やグレンファークラス17年、そして同時にこの頃ハマってたのはkavalanです。
長期熟成ウイスキーをストレートでちびちびと飲むのは今でもたまにしますが、ロックへの興味が出てくるのもこの時期でした。
ロック黄金期
ロックが美味いなぁと思ったのが、ハイランドパーク12年とエドラダワー10年。少し長期熟成の購入意欲が下がりロックで美味しい銘柄を調べ始めたのはこの頃です。
ただこのロック黄金期で、一気にボトルの購入が変わり、ハイボールを飲むにしてもロックを飲むにしても1000円から2000円台のブレンデッドの購入が増え始めました。
最近ですと、陸なんかはロックにいいですよね。
あとがき
現在はというと、ボトルのストックもそこそこあるので、食中は格安ブレンデッドのハイボール、その後ロックやストレートを楽しむという感じです。
シングルモルトはほぼほぼストレートでしか飲まなくなりましたが、タリスカーやアードベッグはやはりハイボールで飲みたくなります。
こんな感じで私の中でのウイスキーとの向き合い方は変遷してきましたが、じゃどの段階で脱初心者なのって聞かれると、正直言って自分の好みのウイスキーが見つかって、好きな飲み方がわかっていればいいんじゃないかなと思います。
ハイボールしか飲まない方でも、格安ブレンデッドしか飲まない方でも初心者ではないですよね。
高いのを飲んでいるから、いろんな飲み方ができるから、いろんな銘柄を知っているからというのに越した事はないですが、自分が好きなウイスキーの楽しみ方を見つけられれば、脱初心者だと私は思います。
そうなると私はまだまだ迷走中なのかもしれません。
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