アードベッグ ローラーコースターの特徴を解説

アードベッグから新たに発表された「アードベッグ ローラーコースター」。アードベッグのジェットコースターのような浮き沈みを表すボトルです。。

今回はこのアードベッグ ローラーコースターはどんなウイスキーかご紹介いたします。

アードベッグ とは

アードベッグはスコットランドのアイラ島にある蒸留所で非常にスモーキーな事で知られています。フラッグシップボトルであるアードベッグTENはフェノール地は55ppmとなっておりオクトモアと言った例外を除けばトップクラス。

そんな煙たい銘柄ですが、慣れるとクセになる味わいで多くのアードベギャンを生み出しています。

現在では日本向けのコミッティストアも開設され、これまで日本国内では入手が困難であったコミッティ限定ボトルも狭き門ですが購入できるようになっています。

アードベッグのフラッグシップボトルである「アードベッグTEN」は甘いけどスモーキー。洋梨、綿飴のような甘い香りにオレンジピールや酒粕のようなフレーバーも。オイリーでほろ苦く、深いコクと柑橘。そしてヨード臭。口当たりは、最初少しぴりっとした刺激があり、その後重厚感が現れ甘美な味わい。

アードベッグ ローラーコースターの特徴

今回のアードベッグ ローラーコースターは2本のボトルで構成され、その内の1本は1981年にアードベッグ蒸留所が閉鎖された時の最後の樽の原酒を使用。もう1本は1989年に蒸留所が復活した際に蒸留され樽に詰められた原酒が使用されています。

カスク1/1981

アードベッグ ローラーコースターカスク1/1981

1981年の在庫から残った最後の樽の原酒を使用。バーボン樽で熟成後、単一のオロロソシェリー樽に移されています。

香り:ブラジルナッツ風味のタフィー、オレンジシロップ、亜麻仁油、ウッズモーク、グリルしたアスパラガスとコショウ、サワードウパン
味わい:豊かで温かみのあるコショウ、柔らかいバーニッシュレザー、アニス、タフィー、デメララシュガー、穏やかなタールスモークフレーバー、クローブ、ナツメグ、シナモン、ジンジャー、そしていくつかの甘いモルティビスケットノート
フィニッシュ:ナツメヤシ、タフィー、レザー、クレオソートのバランスのとれた組み合わせ。

42年熟成・47.3% ABV

カスク17/1989

アードベッグ ローラーコースターカスク17/1989

1989年にアードベッグ蒸留所が復活した年に蒸留された最後の樽の1つを使用。バーボン樽で熟成後にさらに別のバーボン樽に移されています。

香り:ワックスクレヨン、フェンネル、マスタードシード、トーストパン、松樹脂やスモークライムスキン
味わい:クリーミーで発泡性の質感、アニーズ、トフィー、ポップコーン、スモークパプリカ、タール煙
フィニッシュ:レモンバルサム、すす、タール、甘草、穏やかなトーストオーク。

33年熟成・45.3% ABV

榎商店STAFFより

アードベッグ ローラーコースターはオフィシャル(英語)でより詳しく紹介されています。

オフィシャル

Ardbeg The Rollercoaster

オフィシャルでも書かれていますが、アードベッグの歴史そのものを現すボトルとして素晴らしいですね。

榎商店でもアードベッグの様々なボトルについて何か情報が入りましたらXでお知らせいたしますので、よろしければ榎商店Xアカウントのフォローをよろしくお願いします。

 

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