コンパスボックスから新たにコアレンジでリリースされた「クリムゾンカスク」を構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
クリムゾンカスクの特徴とキーモルト
クリムゾンカスクのキーモルトは
- アベラワー(スペイサイド)
- グレンマレイ(スペイサイド)
- ティーニニック(ハイランド)
- ベンリネス(スペイサイド)
上記4つの他にハイランドモルトブレンドが組み合わせれています。
❇コンパスボックスのブレンデッドはバッチごとに原酒の構成比率が異なります。オフィシャルでは比率もPDFをダウンロードすると掲載されていますので、下記リンクよりご確認ください。
キーモルト1:アベラワーの特徴
香りは優しくて円やかな香り、りんごのフルーティーさ。味わいはチョコレート、トフィ、シナモン、ジンジャーのバランスのとれたフルーティーなアロマと、シェリーのキャラクター。
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キーモルト2:グレンマレイの特徴
香りはバニラタフィーとベリーフルーツのノートがあり、リッチで甘くフローラル。味わいはオーク材、激しく濃い果物とクリーミーなトーストされたバニラ。
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キーモルト3:ティーニニックの特徴
フレッシュで、熟したリンゴ、華やかで厚みのある香りがあります。味わいはフルーティさが特徴です。
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キーモルト4:ベンリネスの特徴
ややスモーキー、焦がしたタフィー、フローラル、シェリー香。丸みを帯びたボディ、アニスやバニラの良い甘さが特徴でスパイス感のある香りや蜂蜜のような濃密さバニラ感そして徐々にスパイシーさが顔を出します。
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クリムゾンカスクのおすすめポイント
シェリー樽熟成の構成原酒の影響からスパイシーさとコクを感じる甘味、そしてドライフルーツのような濃厚なフルーティさが特徴ですね。
それはクリムゾンカスクのコンセプトである「パワー、豊かさ、強度」をしっかりと反映させたブレンデッドモルトと言えるでしょう。
クリムゾンカスクからのおすすめ銘柄
クリムゾンカスクを飲んで気に入った方が次に手に取るおすすめの銘柄といえば、同じブレンデッドモルトウイスキーであれば『スカリーワグ』がおすすめです。
スペイサイドの原酒をキーモルトに使用し、シェリーの味わいをしっかり楽しめるのもいいですね。
シングルモルトを選ぶなら構成原酒から、アベラワーやグレンマレイを選んでみるといいですね。
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