メゾン・ジェラスからオーク樽で熟成後、別の樽でフィニッシュをかけた「ダブルマチュレーション シリーズ」の2種がリリースされます。
そこで今回はアルマニャック ジェラス シングルカスク ダブルマチュレーション シリーズはどんなアルマニャック(ブランデー)かご紹介いたします。
ジェラス とは
ジェラス家はアルマニャックの地であるガスコーニュにあり、1865年の会社設立以来、現在に至るまで同族経営を守り続けている数少ない会社。
ビンテージ品に関しては1875年物から保有しているという古酒のスペシャリストとしても有名です。
ジェラスのフラッグシップといえば「ジェラス10年」。上品なバニラ香。調和のとれた香ばしさとドライプラムの味わいが特徴です。
シングルカスク ダブルマチュレーション シリーズとは
オーク樽でしっかりとベースの熟成を施した後に、それぞれ別の樽でフィニッシュをかけた新たな意欲作。
大量生産品ではなく、質の高いシングルカスクを選び、それぞれにあった樽を掛け合わせた各300本限りの限定生産品となっています。
アルマニャック ジェラス ダブルマチュレーション シリーズの種類と味わい
今回リリースされるのは2種類。それぞれの特徴を簡単に解説してみます。
アルマニャック ジェラス 8年 シングルカスク モスカテルカスク
オーク樽にて7年6か月の熟成をかけた後、半年間モスカテル樽にてフィニッシュ。
香り：キルシュやオレンジの花のようなとても優雅な香りに、スモーキーなフィニッシュ。
味わい：クリーンで力強いアタックから、次第になめらかな口当たりに。リコリスと胡椒がその後現れる。
アルマニャック ジェラス 12年 シングルカスク ペドロヒメネスカスク
11年2か月をオーク樽にて熟成し、その後10ヵ月間をペドロヒメネス樽にてフィニッシュ
香り：下草のとても複雑なアロマにビターなアーモンドとオレンジの花。
味わい：リコリスと胡椒が混じり合った滑からアタックに、プルーンの優雅なフィニッシュ。
おすすめの飲み方
おすすめの飲み方はいずれもストレートもしくは少量の加水がおすすめ。加水をすると香りが開きアルマニャックの華やかなフルーティさがより感じられますね。
ストレートで濃厚で甘酸味のあるフルーティさを感じてください。
榎商店STAFFより
ジェラス シングルカスク ダブルマチュレーション シリーズの日本への入荷はそれぞれ90本の限定品。凄く面白そうなボトルですので、興味が出た方は見かけたら早めの購入をおすすめします。
販売開始の時期等につきましてはXや榎商店メルマガ等でお知らせしたいと思います。
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