ひょんな事から古いジョニ黒をいただきました。年代不詳でかなり古い外見にも関わらず液面低下もみられず、これはヤバいと!
今回はこのジョニ黒の年代を調べた結果や味わいの感想そして魅力をお使えできればと思います。
特級ジョニーウォーカーブラックの感想
まずは年代ですが、ラベルに書かれている内容そして箱の絵柄。などからネットで調べてみました。
ラベルには特級と書かれていて、裏ラベルのところには輸入元はコールドベック株式会社と書かれています。そしてデューティフリーの箱付きの方の箱の絵柄から、どうやら1970年代流通のジョニーウォーカー ブラックだと思います。
私が生まれた頃のジョニ黒なんて激アツですよね。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
当然この当時のテイスティングノートは公式ではないので、現行のジョニーウォーカー12年ブラックラベルのものを記載しておきます。
門外不出のブレンディング技術で、29もの味わい深いシングルモルトをブレンドしたブラックラベル。ブラックラベルの象徴的なフレーバーであるスモーキーさ、12年熟成による樽香をはじめ、バニラの様な甘み、オレンジやレーズンなどのフルーティな味わいなど、ブレンドならではの多様な味が感じられます。
引用元:ジョニーウォーカー12年ブラックラベル
それでは早速実際に飲んだ感想を書いていきます。
特級ジョニーウォーカーブラック ストレート
香りには少しエステル感がありますが、蜂蜜やシロップのような甘い香りが強く柔らかい印象を持ちます。奥にはプリンのカラメルの部分やビターチョコのような濃厚な香りが来ます。
現行のジョニ黒12年はこれに比べてもっとあっさりしていると言いますか、濃厚さは感じられません。
飲んでみると非常にまろやかで濃い味わいにまずは驚きました。蜂蜜やバニラそしてキャラメルのような甘みが広がります。そして微かにスパイシーな刺激を伴いつつドライフルーツのような深いフルーティさとビターチョコのようなほろ苦くも甘い余韻が長く続きます。
現行のジョニ黒とはまぁ別物ですね。凄く美味しいです。
特級ジョニーウォーカーブラック ロック
ロックにしても甘みは残り余韻のチョコ感が増した印象を持ちました。どこまでも濃厚な甘みを感じますね。
凄くマイルドで優しい味わいが最高ですね。
特級ジョニーウォーカーブラック ハイボール
ハイボールを飲んだ時の現行品との差に驚きました。ハイボールにしちゃうとやはりトゲトゲしさが出ちゃうと言いますか、ビターでスッキリとした味わいに現行品ではなっちゃうんですが、この特級ジョニーウォーカーブラックは、ハイボールにしてもまろやかな甘味がしっかりと残ります。
これがめちゃくちゃ美味しいんです。ストレート、ロック、ハイボールのいずれの飲み方でもとても美味しく素晴らしいと感じました。
特級ジョニーウォーカーブラック 個人的評価
これまで飲んだブレンデッドウイスキーを遥かに上回る深くまろやかな甘さを感じました。
1970年代はこんな味わいだったんだねとちょっと感慨深いですね。だからといって現行品が全く駄目というわけでもなく食中酒でハイボールとして飲むなら現行品の方が料理を問わず合わせやすいかとも思いました。
この恐らく1970年代に流通していた特級ジョニーウォーカーブラックはストレート、ロック、ハイボールのいずれの飲み方をしても食後にゆっくりと楽しんだり、締めの1杯として楽しもうかと思います。
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