ウイスキーを飲んでみて苦手と感じるのは少しクセがある銘柄があるという事。慣れてくるとそのクセがいいんですが、初心者の方はあまりクセのない王道のものを飲むのがいいですね。
そこで今回は初心者におすすめのクセがないウイスキーをご紹介致します。
クセがないウイスキーの特徴
実際初心者の方は銘柄による熟成樽やピートによってのネガティブなニュアンスがウイスキーを受け入れない要素の一つになっていると思います。
そこでクセがないというよりはネガティブなニュアンスを感じないウイスキーをご紹介していこうと思います。
またここで紹介するウイスキー以外から選ぶ際には、まずバーボン樽熟成のものを選ぶと良いでしょう。ネガティブなクセが感じにくく、ハイボールにとても合うのがバーボン樽熟成の特徴でもあります。
おすすめのネガティブな印象を受けないウイスキー
ではおすすめの厳選した10銘柄の特徴を簡単にご紹介していきます。よく見かけるボトルでスコッチとアイリッシュそして台湾の人気ウイスキーから選んでいます。
グレンモーレンジィ12年(スコッチ シングルモルト)
蜂蜜の甘い香りとオレンジの皮のようなさっぱりとした爽快さが特徴で、ハイボールでスッキリと楽しめます。昨年熟成年数が10年から12年に変わり増々飲みやすくなっています。
シングルモルトの売上としては世界第4位として知られるグレンモーレンジィ。ウッドフィニッシュを市場に投入したことでも有名です。 ここではグレンモーレンジィの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。 グレ …
グレンリベット12年(スコッチ シングルモルト)
トロピカルフルーツや草花のフローラルな香りと蜂蜜の甘みからの少しほろ苦さのあるビターなフィニッシュ。キレのある味わいが楽しめる人気銘柄。
シングルモルトの中でも飲みやすく人気なのが『ザ・グレンリベット』です。このザ・グレンリベットの種類やその味、オススメの飲み方から歴史までご紹介します。 ザ・グレンリベットの歴史と蒸留所 創業は1824年で前年に酒税法が改 …
グレンフィディック12年(スコッチ シングルモルト)
洋梨のようなフルーティな香りにライトでクリーンな味わいがクセがなく爽快なハイボールが楽しめます。とても飲みやすいので初心者の方に凄くおすすめ。
シングルモルトの中でも特に初心者におすすめされるスコッチが『グレンフィディック』です。このグレンフィディックの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。 グレンフィディックの歴史と蒸留所 1887年にフ …
グレングラント アルボラリス(スコッチ シングルモルト)
今回紹介するスコッチシングルモルトの中では一番安価で入手しやすい。ドライフルーツやレモン・シトラスの香りにバニラや洋梨のフルーティな甘さがハイボールでもしっかりと感じられる。
イタリアで売上No.1シングルモルトといえば「グレングラント」。今回はグレングラントの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。 グレングラントとは 1840年にグラント兄弟がスペイ川下流ローゼスに蒸留所を建 …
グレンゴイン10年(スコッチ シングルモルト)
ピートを使用しない銘柄で、青りんごやナッツの香ばしい香りに青りんごの爽やかな甘味と少し若草が香る草原を連想させるクリーンさが特徴。モルト(大麦麦芽)の膨らむような甘さ。
ハイランドとローランドの境界にあるグレンゴイン蒸留所。熟成庫はローランド側にあるんです。ここではグレンゴインの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。 グレンゴイン蒸留所について 1833年創業。冒頭に書い …
グレンキンチー12年(スコッチ シングルモルト)
花や芝草が香り、青りんご、バニラ、麦芽の甘みが感じられ、フィニッシュには少しスパイシーな刺激が感じられるも、クリーミーでまろやかな味わい。
広がる甘みとジンジャースパイスの調和が素晴らしい。
エジンバラモルトと呼ばれるローランド地方の代表的銘柄「グレンキンチー」。 ここではグレンキンチーの味、オススメの飲み方から蒸留所の情報までご紹介します。 グレンキンチーの歴史と蒸留所 1837年レイト兄弟が農業の副業とし …
バスカー ブレンデッド(アイリッシュ)
大人気のバスカーですが、おすすめするのは一番良く見かける緑色のラベルのバスカー ブレンデッドです。
トロピカルフルーツ、バニラ、ハチミツ、干し草の香りにモルトの甘みとフルーティさに僅かに感じるチョコレートのようなコクのある甘さが特徴ですね。
リリース以来大人気のアイリッシュウイスキー「バスカー」。今回は日本でも購入できるようになった4種類(バスカー、シングルモルト、グレーン、シングルポッドスチル)の味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介します。家飲み常飲酒としてもおすすめできるバスカー。要チェックです。
ジェムソン スタンダード(アイリッシュ)
アイリッシュ伝統の3回蒸留した原酒を使用しているので、とてもライトで飲みやすく、フローラルさに甘みを感じる香り。スパイシー、ナッツ、バニラの甘くも刺激のある味わいの後にシェリーの甘味がわずかに感じられます。
ピートを使わず3回蒸留によって造られる「ジェムソン」。アイリッシュウイスキーの名門ですよね。今回はジェムソンの味や特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。 ジェムソンの歴史と蒸留所 ジェムソンが造られる蒸留所はミドル …
クロナキルティ シングルモルト(アイリッシュ)
バーボン樽で熟成後にボルドーの赤ワイン樽で追加熟成を行っています。カカオ、熟したフルーツの甘い香りに、ダークチョコレート、レッドベリーといった甘さとスパイシーで長い余韻が楽しめます。
2018年にアイルランドで設立された「クロナキルティ」が、いよいよ2022年に販売開始されました。今回は、クロナキルティの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介します。クロナキルティでリリースされたいくつかのボトルも紹介しています。
カバラン ディスティラリーセレクト(台湾)
カバラン ディスティラリーセレクトはカバランの中では安価なシリーズでNo.1とNo.2がリリースされています。
トロピカルフルーツの熟成した香りに甘く、軽く柔らかで、なめらかな味わいが特徴です。
KAVALANの歴史と蒸留所 台北から約60km南、宜蘭県にあるKAVALAN蒸留所。 ウイスキーの製造に欠かせない上質な水を確保するべく宣蘭県員山(ぎらんけんいんざん)の雪山(せつざん)山脈のふもとに建設。その結果甘味 …
まとめ
今回紹介したものは初心者の方でも比較的飲みやすい銘柄ばかりです。中でもグレンモーレンジィ 12年はこれが無理ならそもそもウイスキーが無理と言われる程のスタンダードで飲みやすい銘柄ですので、是非お試しください。
モーレンジィ、リベット、フィディックは王道中の王道ですので、シングルモルトならまずはこのあたりから飲んでみるといいでしょう。
またもっと安価でという方はバスカーがおすすめです。2000円台とは思えない美味しさと飲みやすさですね。
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